台風14号(プラサン) は中心から離れた所に活発な雨雲 遠ざかっても注意
2024年9月19日(木)10時10分 ウェザーニュース

2024/09/19 09:33 ウェザーニュース
9月19日(木)9時現在、台風14号(プラサン)は沖縄・久米島の北北西の東シナ海を北西に進んでいます。今日の夕方には中国の華中に上陸する見込みです。
▼台風14号 9月19日(木)9時
中心位置 久米島の北北西約250km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北西 35 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 18 m/s
最大瞬間風速 25 m/s
台風が遠ざかっても影響が長引く
台風14号は中心の北側から東側に活発な雨雲を伴っていて、離れつつある沖縄本島や奄美大島などでは依然として雨の強まっている所があります。9時50分までの1時間には沖縄県国頭村で17.0mm、鹿児島県瀬戸内町・古仁屋で13.0mmの雨を観測しました。
活発な雨雲がかかりやすい状況は夕方にかけて続く見込みで、引き続き短時間の強い雨には注意をしてください。
風は次第に収まるものの、海上は波の高い状態が続きます。今日だけでなく、明日20日(金)も海には影響が残りますので、天気が回復した後も海岸付近での作業などは十分な注意が必要です。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風14号の名前「プラサン(Pulasan)」はマレーシアが提案した名称で、果物の名前からとられています。