【台風第17号に関する情報】令和元年9月20日22時37分 気象庁予報部発表

2019年9月20日(金)22時37分 株式会社サニースポット

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令和元年 台風第17号に関する情報 第13号
令和元年9月20日22時37分 気象庁予報部発表

大型の台風第17号は、21日明け方から朝にかけて、暴風域を伴って先島諸島にかなり接近する見込みです。沖縄地方では、猛烈な風が吹き猛烈なしけとなるでしょう。暴風や高波、高潮に厳重に警戒してください。

[台風の現況と予想]
 大型の台風第17号は、20日21時には宮古島の東南東約230キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルです。
 台風は、21日明け方から朝にかけて、暴風域を伴って先島諸島にかなり接近する見込みです。その後、東シナ海を北上し、22日には対馬海峡付近を通過して日本海に進むでしょう。さらに、23日から24日にかけて日本海を北東に進み、温帯低気圧の性質を帯びつつ勢力を保ったまま、北陸地方から北日本に接近するおそれがあります。また、台風の北上に伴い、日本の南に停滞している前線も北上し、活動が活発となる見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
 沖縄地方では、先島諸島を中心に非常に強い風が吹いており、海は大しけとなっています。
 21日は、沖縄地方で猛烈な風が吹き海は猛烈なしけとなるでしょう。九州南部・奄美地方でも、さらに風が強まり海は大しけとなる見込みです。
 21日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  沖縄地方 30メートル(40メートル)
  奄美地方 20メートル(30メートル) 
 21日にかけて予想される波の高さは、
  沖縄地方      9メートル
  奄美地方、九州南部 8メートル
 暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。
 22日には、九州北部地方でも暴風や大しけとなるところがあるでしょう。
その後、23日から24日にかけて、北日本や北陸地方でも暴風や大しけ
となるおそれがあります。

<大雨・雷・突風>
 沖縄地方や九州南部・奄美地方では、雷を伴った激しい雨の降っているところがあります。
 台風の接近に伴って南から暖かく湿った空気が流れ込むため、沖縄地方や九州南部・奄美地方では、21日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。また、台風本体の発達した雨雲や前線の北上により、沖縄地方や九州北部地方、九州南部・奄美地方、四国地方では、21日かけて雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるところがあるでしょう。
 22日0時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  沖縄地方、九州南部        200ミリ
  奄美地方、九州北部地方      150ミリ
  四国地方             120ミリ  
 その後、23日0時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
  九州南部             300から400ミリ
  九州北部地方、四国地方      200から300ミリ
  奄美地方、中国地方、東海地方   100から200ミリ
  沖縄地方             100から150ミリ
です。 
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づ
く兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

 23日から24日にかけて、北日本でも大雨となるおそれがあります。

<高潮>
 台風の接近に伴い、沖縄本島地方では潮位が高くなる見込みです。21日は、海岸や河口付近の低地での高潮による浸水や冠水に厳重に警戒してください。

株式会社サニースポット

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