今冬は冬らしい寒さ 西日本日本海側は雪が多い予想(寒候期予報)

2021年9月24日(金)15時45分 ウェザーニュース

2021/09/24 15:33 ウェザーニュース

気象庁は24日(金)、この冬の寒候期予報を発表しました。10月頃からは気温の高い傾向が解消に向かい、冬は平年並みに戻ります。冬らしい寒さの日が多い見込みです。
12月から来年2月にかけてのこの冬の気温は、沖縄や西日本で平年並みか低く、東日本と北日本で平年並みの予想となっています。西日本、東日本は3年連続で暖冬でしたので、4年ぶりの寒い冬となる見込みです。

西日本を中心に寒気が流れ込みやすい

冬の気象概況

上空を吹く強い西風、偏西風は日本付近で平年よりも南に蛇行するため寒気が流れ込みやすくなります。エルニーニョ現象、ラニーニャ現象の発生は予想されていないことから、天候への影響は少ない見通しです。
特に西日本で寒気の影響を受けやすく、平年よりも寒い冬になる可能性が高くなっています。東日本、北日本も寒気の影響を受け、冬らしい寒さとなる予想です。

西日本の日本海側は2年連続で雪が多い予想

この冬の予想降雪量

日本付近は冬型の気圧配置となりやすく、日本海側で曇りや雪、雨の日が多い予想となっています。寒気の影響を強く受ける西日本の日本海側は雪の量が平年並みか多い予想です。山陰では去年に続いて雪の多い冬になります。
北陸と北日本の日本海側は平年並みの予想で、昨冬と同様にしっかりと雪は降る見込みです。冬型の気圧配置が強まる時期には大雪となるおそれがありますので、雪への備えは欠かせません。
関東など東日本、北日本の太平洋側は普段の冬と同様に雨や雪の日が少ないものの、寒い冬となるため一時的に雪の降ることはある見込みです。

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