テコンドー代表選手が協会会長の“私物化”を実名告発

9月25日(水)16時0分 文春オンライン

 全日本テコンドー協会が9月に開催を予定していた強化合宿に大半の選手が不参加を表明した問題。今年の世界選手権日本代表の江畑秀範選手(27)が「週刊文春」の取材に応じ、金原昇会長(65)の協会私物化について語った。



批判の声が高まる金原会長 ©AFLO


 江畑選手が語る。


「5月にイギリスで世界選手権が行われた際、最終日に選手がホテルの一室に集まって話し合い、ボイコットを決めました。この遠征では選手8人に対し、強化スタッフが11人もついてきましたが、JOCからの補助金もスタッフの旅費などに充てられている。一方、選手は世界選手権への参加に自腹で毎回20万円近い負担があります。


 合宿も『韓国でする』と出発の数日前に突然言われ、参加費を払えないと『代表になれないぞ』と言われます。一方でJOCからの補助金がどう使われているのかは選手には一切知らされない。協会は本当に選手のことを考えているのでしょうか」



 テコンドー協会を巡っては、選手たちが6月、合宿や指導体制についての疑問をまとめた「要望書」を協会に提出。同月の総会で小池隆仁強化委員長の理事再任が「強化体制の不備」を理由に否決された。だが、8月末の理事会で小池氏は再び委員長に。小池氏の再任を主導したのが、金原会長とされ、選手たちから反発が強まっていった。


 金原氏は小誌の取材に、「『私物化』などというようなことは全くありません」と回答した。


 9月26日(木)発売の「週刊文春」では、協会の指導力不足問題や金原会長の過去の補助金不正受給など、揺れるテコンドー協会について詳報する。



(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年10月3日号)

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