北海道の1か月 美しい紅葉が期待

2019年9月26日(木)20時17分 tenki.jp

26日、札幌管区気象台は北海道の1か月予報を発表しました。これから10月にかけて暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の平均気温は平年より高く、秋はゆっくりと深まるでしょう。降水量と日照時間はともに、ほぼ平年並みの見込みです。

日中は過ごしやすい日が多そう

10月のはじめにかけては、気圧の谷や湿った気流の影響で雲の広がる日もありますが、高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。その後は、10月下旬にかけて、大陸からやってくる移動性の高気圧と低気圧が交互に通過するでしょう。日本海側では数日の周期で天気が変わりますが、太平洋側やオホーツク海側では平年と同様に晴れる日が多くなる見込みです。

紅葉が美しくなる条件

9月19日にかけて雪が降り、積雪状態となった大雪山系の黒岳では、現在、5号目〜7号目付近で紅葉がピークとなっているそうです。紅葉は次第にふもとまで広がり、10月なると道内各地から紅葉の便りが舞い込んでくるようになります。紅葉が美しくなるポイントは「日差しがたっぷりある」ことや「朝晩と日中の気温差が大きい」ことなどです。10月は、晴れの日や日中の気温が平年より気温が高めとなる日が多くなりそうです。一方で、晴れる日は放射冷却現象が起きやすく、朝晩は冷え込みが強まるため、朝晩と日中の気温の差は大きくなります。ということで、今年も美しい紅葉の景色が期待できそうです。

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