関東や静岡は明日以降、断続的に強雨 局地的に200mm超の大雨のおそれ

2024年9月26日(木)10時0分 ウェザーニュース

2024/09/26 09:47 ウェザーニュース

台風16号周辺の大量の水蒸気が関東など本州付近に流れ込むため、明日27日(金)以降は雨雲が発達しやすくなります。沿岸部を中心に激しい雨が降り、多い所では28日(土)にかけて200mmを超える大雨のおそれがあるため、警戒が必要です。

台風周辺の湿った空気が本州付近に

台風16号(シマロン)はほとんど発達をせず、奄美大島の東の海上を西寄りに進んでいます。明日27日(金)の朝までには熱帯低気圧に変わる見込みです。
▼台風16号 9月26日(木)9時
 中心位置   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 ゆっくり
 中心気圧   1002 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s
台風としての発達はないものの、非常に湿った空気を伴っていて、明日以降は本州付近に流れ込みやすくなります。静岡県から関東南部の沿岸部に前線が形成され、周辺では雨雲が発達する予想です。
活発な雨雲がかかると1時間に30mm以上の激しい雨となり、局地的にはさらに強く降る可能性があります。

前線や低気圧の位置により総雨量が増加も

雨は明後日28日(土)にかけても続くとみられ、雨量が増加する見込みです。28日(土)夜までの雨量は、最も多い伊豆諸島や伊豆半島などで150〜200mm、局地的には200mm以上に達する予想となっています。関東南部でも所々で100mmを超える見通しです。
前線や低気圧の位置の予想には現時点でも不確実性があり、雨量がさらに増加する可能性もあります。気象庁は東京都の伊豆諸島、神奈川県、千葉県、茨城県に大雨警報の発表可能性があるとして、早期注意情報を発表しました。
前線の動きによっては29日(日)頃まで雨が長引くおそれがありますので、最新の情報を確認の上、警戒をしてください。

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