強い台風18号 土日に影響は? 伊豆諸島は短時間強雨 東日本太平洋側も高波に注意

2022年9月30日(金)17時21分 tenki.jp

強い台風18号の影響などにより、伊豆諸島南部や小笠原諸島では、1 日(土)にかけて落雷や突風、短時間強雨に注意が必要です。東日本の太平洋側でも、2日(日)にかけて、台風から「うねり」が届きますので、高波にご注意ください。

台風18号 今後の進路は?

9月29日(木)21時に「強い」勢力に発達した台風18号。
30日(金)15時現在も、依然として「強い」勢力を保ったまま、日本の南を、1時間に35キロの速さで、東北東へ進んでいます。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、中心から半径75キロが風速25メートル以上の暴風域となっています。
この台風は、勢力をあまり衰えることなく、10月1日(土)には、日本の東へ進むでしょう。2日(日)15時には、日本の東で、温帯低気圧に変わる予想です。

土日に影響は?

この台風は、本州から離れて進む予想ですが、伊豆諸島南部や小笠原諸島では、台風の影響を受けそうです。
伊豆諸島南部や小笠原諸島では、台風周辺の「暖かく湿った空気」が流れ込むでしょう。さらに、日本の東には高気圧があって、その高気圧の縁をまわる「暖かく湿った空気」も流れ込みそうです。
そのため、伊豆諸島南部や小笠原諸島では、大気の状態が不安定となる所があるでしょう。1 日(土)にかけては、局地的に雨雲や雷雲が発達するおそれがあります。落雷や突風、短時間強雨に、注意が必要です。
また、東日本の太平洋側では、2日(日)にかけて、台風から「うねり」が届く所もあるでしょう。沿岸部では、高波にご注意ください。

10月も まだ台風シーズン

そして、あすから10月ですが、まだ台風シーズンは続きます。
平年の台風発生数を見ますと、8月は5.7個、9月は5.0個と、ピークは8月と9月です。ただ、10月でも3.4個と、台風の発生しやすい状況が続きます。
「10月だから」と油断しないで、台風への備えを、心がけてください。

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