台風24号 外出危険な時間帯 東京など関東では早めの帰宅を

2018年9月30日(日)14時50分 ウェザーニュース


2018/09/30 14:50 ウェザーニュース

非常に強い台風24号は、このあと夕方から夜にかけて西日本に上陸し、日本列島を縦断する予想となっています。このため東京や名古屋、大阪といった大都市でも暴風雨に厳重な警戒が必要です。
※上の図は各都市への影響のピーク時間を表したもので、交通機関などへの影響はもっと長時間続くと考えられます。各社のHPなどで最新の情報を確認するようにして下さい。

東京:夜遅くの外出は厳禁、記録的な暴風の恐れ

東京は台風の進路からやや離れるものの、21号に比べると中心に近い上、南からの風が吹き込みやすいコースを取るため、暴風の恐れがあります。
21号通過時の最大瞬間風速26.8m/sを上回ることはほぼ間違いなく、5年ぶりとなる30m/s超や14年ぶりとなる40m/s超の可能性もある状況です。
ピークは30日(日)23時〜10月1日(月)3時頃と生活時間帯から外れますが、すでにJR東日本が20時以降のすべての在来線の運行取りやめを発表しているため、早めに帰宅するようにして下さい。

名古屋:すぐに帰宅を、21号以上の暴風も

名古屋でも19時頃から風雨のピークを迎え、24時頃まで続く見込みです。台風21号よりも近くを通ると見られ、前回の最大瞬間風速36.7m/sを上回る可能性があります。なるべく早く帰宅し、その後は外出を避けたほうが良さそうです。

大阪:夕方以降の外出は控えて

台風が最初に近づく大阪。30日(日)18〜21時頃までが風雨のピークとなる見込みです。
台風の速度が速いため、風が強い時間はそれほど長くありませんが、吹き替えしの強い風が日付が変わる頃まで吹くため、今日いっぱいは移動や外出を控えたほうが良さそうです。

仙台:深夜から1日朝までは外出危険な状態に

仙台は日付が変わる頃から荒れ始める予想です。台風への備えがまだの方は夕方頃までに済ませるのが良さそうです。
また、寝るときはしっかりと雨戸やカーテンを閉めて、飛来物で窓ガラスが割れるなどの被害に備えるようにして下さい。
雨風のピークは1日の7時頃まで続く見込みのため、明日は少し遅めの通勤や通学が良さそうです。


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