上空寒気の影響で大気の状態が不安定 北日本や東日本で雨雲発達
2021年10月2日（土）17時25分 ウェザーニュース
2021/10/02 17:14 ウェザーニュース
今日2日(土)は上空の寒気を伴った気圧の谷が接近している影響で、北日本、東日本で大気の状態が不安定です。所々で雨雲が発達し、雨が強まっています。
北陸は活発な雨雲が通過中
本州上空5500m付近で−15℃以下、北海道上空では−20℃以下の寒気を伴った気圧の谷が日本海から近づいています。気圧の谷の接近に伴って雨雲が発生しており、北海道や北陸では発達した雨雲もみられます。
17時までの1時間には新潟県上越市・高田で12.0mmのやや強い雨、北海道札幌市では3.5mmの雨を観測しました。北陸を通過中の雨雲の周辺では雷も発生しています。
また、夕方近くなって、関東や甲信の内陸部でも雨雲が発生してきました。
今夜は関東でも所々で雨に
北陸や北海道では今夜にかけて局地的に強い雨が降り、特に北陸では落雷や突風、雹などのおそれもあります。雷鳴が頻繁に聞こえてきたら、できるだけ建物の中に入るようにしてください。
昼間は穏やかに晴れた関東でも今夜は雨の降る所があります。東京都心を含む南部の広い範囲でにわか雨の可能性があり、特に千葉県から茨城県にかけては本降りの雨となる所がある予想です。
夜の遅い時間ほど雨が降りやすくなりますので、早めの時間に帰宅された方が良いかもしれません。
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