上高地(涸沢)で紅葉が見頃に 白馬八方池でも色付き始める
2023年10月3日(火)15時30分 ウェザーニュース
2023/10/03 14:44 ウェザーニュース
北日本や中部の山岳地域で紅葉の色付きが進んできました。長野県・上高地(涸沢)では9月下旬になって朝晩の気温が下がり、昨日10月2日(月)に見頃を迎えています。
冷え込みで順調に色付き進む
ここ数日の冷え込みによって北日本や中部山岳では葉の色付きが進んでおり、現在、長野県の上高地(涸沢)や中央アルプス(千畳敷カール)などで紅葉が見頃を迎えています。長野県・白馬八方池や岩手県・三ツ石山でも色付き始めた様子が届いています。
上高地(涸沢)の紅葉は、例年10月上旬〜10月中旬頃に見頃を迎えます。今年は9月中旬頃まで高温と少雨が続き、紅葉の色付き具合が心配されました。ただ、9月下旬になって朝晩の気温が下がり順調に色付きが進んだようです。
三連休の紅葉狩りは防寒を
今週後半は強い寒気の南下が予想されています。北海道の山々に加えて、北アルプスや富士山など3000m超の山では降水があれば雪になる寒さです。
北日本や中部の標高が高い山では、この冷え込みで紅葉がどんどん進んでいきそうです。すでに見頃を迎えている上高地(涸沢)も10月中旬にかけて見頃が続き、白馬三山では見頃を迎える予想です。
紅葉の見頃と初冠雪が重なる地点が出てくる可能性があります。7日(土)は北日本では風が強いところがある予想です。今週末の三連休で紅葉を見にお出かけの際は、防寒対策を万全に行うようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)