2週間天気　金曜まで北日本は大荒れ　3連休　日曜～月曜は太平洋側で大雨の恐れ

6日(金)まで急発達する低気圧の影響で、北海道や東北は大荒れの天気の恐れ。暴風や高波に警戒が必要です。3連休は西から次第に天気が下り坂。8日(日)から9日(月:スポーツの日)は広く雨が降り、太平洋側で大雨の恐れがあります。朝晩を中心にヒンヤリする日が多くなるでしょう。

北日本は6日(金)にかけて暴風や大雨に警戒

あす6日(金)にかけて低気圧が北海道付近で急速に発達するでしょう。西高東低の気圧配置となり、北日本の上空約5500メートルにはマイナス21℃以下の、この時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の非常に不安定な状態が続く予想です。
北海道や東北は6日(金)にかけて、非常に強い風が吹き、海上では大しけやしけとなるでしょう。瞬間的には35メートルと何かにつかまっていないと立っていられないほどの風が吹く予想です。暴風や高波に警戒してください。交通機関が乱れる可能性もあり、交通情報にも注意が必要です。
6日(金)にかけて、所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。
また、上空の寒気の影響で、北海道の山や峠では雪が降るでしょう。峠越えの車は路面状況の変化にご注意ください。

3連休　西日本から次第に雨　太平洋側で大雨の恐れ

3連休は天気が西日本から次第に下り坂です。
7日(土)は高気圧が西日本や東日本に張り出すでしょう。本州付近は日差しが届き、お出かけ日和、運動会日和の所が多くなりそうです。
8日(日)から9日(月:スポーツの日)は前線を伴った低気圧が西日本から北日本にかけての太平洋側付近を進むでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む予想です。8日(日)は九州から東海で雨が降り、9日(月)は東海から北海道にかけて雨が降るでしょう。太平洋側を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。

秋晴れの日多く　朝晩はヒンヤリ

18日(水)にかけては秋晴れの日が多いでしょう。ただ、15日(日)は東北などで一時的に雨の降る所がありそうです。
この先2週間の最高気温は、平年並みの所が多いでしょう。極端な暑さはなく、カラッとした陽気の日が多くなりそうです。8日(日)や9日(月)は雨の降る九州から関東で平年より低くなり、昼間も肌寒くなるでしょう。最低気温は平年並みの日が多く、朝晩はヒンヤリしそうです。札幌市では12日(木)以降は一桁になり、寒くなるでしょう。東京都心や名古屋市、大阪市でも15℃くらいまで下がる日が増えて、朝晩はヒンヤリしそうです。
季節の変わり目の時期、体調を崩さないよう服装で上手に調節してください。