まるでUFO!? 長野県に「吊るし雲」が出現
2021年10月5日(火)17時25分 ウェザーニュース
2021/10/05 17:09 ウェザーニュース
長野県では「吊るし雲」と呼ばれる、回転するろくろの様な不思議な形をした雲が見られています。
「吊るし雲」は上空の風が強いときに現れます。現在、前線が東北北部にあり、前線の南側では強い西風が吹いています。この風が北アルプスを越える過程で発生したものと見られます。
「吊るし雲」とは?

吊るし雲は高い山の風下に現れる雲で、上空の風に乗って流れる普通の雲と違い、一度出現すると場所がほとんど動かず「吊されて」いるように見えるので「吊るし雲」と呼ばれています。
・「上空の風が強い」
・「湿った空気が存在する」
という状況の時に発生しやすく、天気が崩れる前触れとも言われています。
前線の南下に伴って、長野県では北部を中心に深夜から明日6日(水)の朝にかけて雨が降りやすくなります。空の変化に注意してください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)