低気圧通過 北海道・東北・北陸で荒天

2018年10月7日(日)6時41分 tenki.jp

7日は、台風から変わった低気圧が道南付近を通過した後、今夜は北海道の東に進むでしょう。この影響で、北海道・東北・北陸では、暴風・高波・大雨に警戒が必要です。

雨・風のピークは午前中

台風25号から変わった低気圧の影響で、北海道・東北・北陸では、非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みです。暴風や高波に警戒してください。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、北海道や東北では、激しい雨の降る所があり、大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

温帯低気圧に変わっても警戒・注意

台風25号は、7日午前3時に日本海で温帯低気圧に変わりました。ただ、温帯低気圧に変わったからといって、安心できません。温帯低気圧に変わると、強い風の吹く範囲が広がり、低気圧の中心から離れた所でも風が強く吹くおそれがあります。7日は、低気圧から離れた関東などでも、午前中は沿岸部を中心に南よりの風がやや強く吹きますので、強風に注意してください。
【北海道】温帯低気圧の通過に伴って、南東のち西の風が非常に強く吹き、海はうねりを伴ってしける見込みです。昼過ぎにかけて暴風に警戒してください。風向の急な変化にも注意が必要です。また、昼過ぎにかけて非常に強い風を伴って広い範囲で激しい雨が降り大雨になる見込みです。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水、高波、高潮に十分注意してください。
北海道胆振東部地震で揺れの大きかった地域では、通常時よりも少ない雨量でも被害の発生するおそれがあります。自治体の発表する避難に関する情報などに留意してください。
【東北】日本海側を中心に7日昼過ぎにかけて暴風となり、海は大しけとなる見込みです。暴風や高波に警戒してください。日本海側北部では7日朝から昼前にかけて高潮に警戒してください。また、がけ崩れ、低い土地の浸水、河川の増水のおそれがあります。土砂災害や浸水、洪水に注意し、落雷や突風、ひょうにも注意してください。
【北陸】7日朝にかけて暴風に、7日昼過ぎにかけてうねりを伴った高波に警戒してください。また、落雷や突風、急な強い雨、高潮にも注意してください。

予想される 風、波、雨

低気圧の通過で予想される風、波、雨量は以下の通りです。
<最大風速(最大瞬間風速)>
北海道、東北、北陸で 25メートル(35メートル)
<波の高さ>
北陸8メートル、東北7メートル、北海道5メートル
<雨量>(8日朝6時まで多い所で)
北海道80ミリ 東北日本海側北部50ミリ
<高潮>(高い所で)
東北日本海側北部 標高1.5メートル 東北太平洋側北部 標高1.0メートル

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