和歌山県で猛烈な雨「記録的短時間大雨情報」

2022年10月9日(日)15時6分 tenki.jp

和歌山県新宮市南部付近では、9日14時50分までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

和歌山県 新宮市南部付近で猛烈な雨

紀伊半島では局地的に雨雲が発達しています。レーダーの解析で、和歌山県新宮市南部付近では、9日14時50分までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒してください。土砂災害や浸水の危険のある場所にお住まいの方は、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。
※15時45分追記:9日15時30分までの1時間に和歌山県那智勝浦町付近でも約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。
※16時15分追記:16時までの1時間にまたも和歌山県新宮市南部付近で約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。

記録的短時間大雨情報とは

数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した時に、各地の気象台が発表します。基準は地域ごとに異なります。その地域にとって「災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするため発表するものです。

いつ避難する? タイミングは?

土砂災害や川の増水などの災害は、急に発生して、一気に被害が広がるため、避難が遅れると、命にかかわります。
そこで、避難のタイミングが重要です。警戒レベル3の場合、高齢者や障害のある方などは、安全な所へ避難しましょう。警戒レベル4では、対象地域の方は、全員速やかに避難してください。警戒レベル5になると、すでに災害が発生している状況ですので、命を守る行動が必要です。警戒レベル5になってからでは、安全な避難が難しい場合がありますので、早めの避難が必要です。
天気が荒れてしまうと、道路状況が悪くなったり、暴風で物が飛んできたりするなど、避難の際の危険度が高まります。避難指示が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、自ら避難しましょう。不安を感じたら、その時が避難のタイミングです。「自主的に、早めに、安全な所へ避難する」という防災意識をもって、避難する際は、近所の方々にも声をかけ、複数で行動してください。

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