超大型の台風18号 沖縄は12日まで影響続く 台風シーズンもあと少し?

2021年10月11日(月)18時23分 tenki.jp

台風18号はまだ超大型で、沖縄の先島諸島が強風域に入っています。12日(火)にかけて強風や高波に注意が必要です。台風19号は日本への直接的な影響はない見込みです。

超大型の台風18号

台風18号は11日(月)15時、フィリピンの東を西に進んでいます。台風18号は、11日(月)も超大型となっており、強風域の半径は北側は950キロメートル、南側は800キロメートルとなっています。台風の大きさとは強風域の半径で決まり、超大型とは強風域の半径が800キロメートル以上です。
沖縄の先島諸島は台風18号の強風域に入っており、宮古島では最大瞬間風速25.5メートル(7時21分)を観測しました。
今後、超大型の台風18号はフィリピンの東を西に進み、12日(火)にはバシー海峡を抜けて南シナ海へと進むでしょう。

沖縄は先島諸島を中心に強風、強雨、高波に注意

先島諸島では東または北東の風が非常に強く吹いており、風の強い状態は12日(火)にかけて続く見込みです。また、大東島地方では台風と高気圧との間で気圧の傾きが大きくなっているため、東の風が強く吹いています。予想される最大風速(最大瞬間風速)は11日(月)は先島諸島で20メートル(30メートル)、大東島地方で15メートル(25メートル)。12日(火)は先島諸島で18メートル(30メートル)、大東島地方で15メートル(25メートル)です。強風にご注意ください。
また、先島諸島では、11日(月)は多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。雨雲の発達の程度によっては12日(火)にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。先島諸島や沖縄本島地方でも落雷や竜巻などの激しい突風による被害の起こるおそれがありますので、注意してください。
沿岸の海域ではうねりを伴い、先島諸島では大しけ、沖縄本島地方と大東島地方ではしけています。予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)は11日(月)は先島諸島で7メートル、沖縄本島地方で5メートル、大東島地方で5メートル、12日(火)は先島諸島で6メートル、沖縄本島地方や大東島地方で4メートルです。海岸付近には近づかないようにしてください。

台風19号は直接的な影響なし

台風19号は11日(月)15時、南鳥島近海を西よりに進んでいます。14日(木)頃から北よりに進路を変えますが、16日(土)までには熱帯低気圧に変わる予想で、本州付近への直接的な影響はない見込みです。

南の海上の海面水温はまだ高い

10月も中旬ですが、南の海上の海面水温は高く、対流活動が活発な状態が続きそうです。もう少し南の海上に注意が必要な状況が続きそうです。ただ、10月下旬以降は海面水温も次第に下がっていくと予想されています。

tenki.jp

「影響」をもっと詳しく

「影響」のニュース

「影響」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ