利根川・草木ダム 荒川・二瀬ダムで緊急放流 12日午後10時から順次

10月12日(土)21時28分 毎日新聞


 国土交通省関東地方整備局は12日、荒川水系の二瀬ダム(埼玉県秩父市)と利根川水系の草木ダム(群馬県みどり市)で洪水の恐れがあるため、緊急放流を行うと発表した。二瀬ダムは12日午後10時ごろ、草木ダムは同日午後11時ごろから実施する。


 当初、午後10時から緊急放流するとしていた利根川水系の川俣ダム(栃木県日光市)は小康状態に入ったため当面様子を見るという。


 緊急放流は「異常洪水時防災操作」と呼ばれ、ダムにこれ以上水がためられないと想定された場合に、ダムへの流入量と同じ量の水を放流する。


鈴木拓也】


 一方、神奈川県は12日午後9時半、台風19号による降雨のため、相模川の城山ダム(相模原市緑区、総貯水容量約6230万立方メートル)で緊急放流を始めた。城山ダムでの緊急放流は初めて。緊急放流により、相模川などの水位が急激に上昇し、流域で浸水などの大規模水害が発生する恐れがある。県は「すぐに命を守る行動を取ってほしい」と呼びかけている。


 県は「激しい降雨のため、ダムに水をためられる限界量を超える恐れが強くなった」として、緊急放流を決めた。流入量とほぼ同量を下流に流す「異常洪水時防災操作」を実施することになる。県は「緊急放流が始まっても、放流した水が下流に到達するまでには時間があり、水位が直ちに上昇するとは限らないが、その後は大きく上昇することがある」としている。【木下翔太郎】

毎日新聞

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