秋は乾燥肌の季節! 湿度に注目して適切なスキンケアを

2018年10月12日(金)6時20分 ウェザーニュース


2018/10/12 06:05 ウェザーニュース

涼しい風が心地よくなってきましたが、そろそろ乾燥肌の季節です。

特に女性は、過剰な力でスキンケアをしたり、洗顔をしすぎたりすることが多く、自ら乾燥肌を招きがち。
ほかにも、加齢やストレス、睡眠不足などで、皮脂の分泌や、皮膚の表面の角質層の水分を保持する能力が落ちると、肌は乾燥しやすくなっていきます。
また、毎日バタバタと育児に奮闘し、洗顔やスキンケアは超高速でゴシゴシとこすって、夜は子どもの夜泣きでろくに眠れないお母さんたちは、「出産してから乾燥肌がひどくなったな…」と感じても不思議ではありません。

湿度の低下に注目!

それにしても、なぜ、秋になると乾燥するのでしょうか。
それは、夏の間に日本付近を覆っていた、高温多湿の太平洋高気圧の勢力が弱まり、大陸から移動性高気圧が日本付近を訪れるようになるからです。
この移動性高気圧は、温暖で乾いた空気で構成されているため、空気が乾燥しがちになります。

東京都の2016年の月ごとの平均湿度と最低湿度をグラフにしてみると、ちょうど9月から10月までに平均湿度がガクッと下がっています。
9月に入って以降、早くも肌の乾燥を訴える方が出始めますが、それも納得です。
しかも、平均湿度はあくまで「平均」です。雨が降っている日の湿度も含めた平均値なので、晴れている日の湿度はもっと低いことになります。
ちなみに、肌が乾燥してしまう湿度とは、60%以下だといわれています。

実際に、秋から冬にかけては湿度がぐんぐん下がります。
これからは、天気予報の湿度の情報も要チェック。乾燥している日は、スキンケアをしっかり行ったり、加湿器を使ったりして、適切な湿度を保ちたいものですね。


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