佐賀の大雨被災地で車足りない 軽乗用車寄付呼びかけ

10月13日(日)8時43分 毎日新聞

県庁で開かれた第2回災害復旧・復興推進本部会議=佐賀市で2019年10月11日、関東晋慈撮影

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 8月末の記録的大雨で、冠水による自家用車の水没などのため、被災者が利用する車が足りていない。民間団体が支援を続け、無料タクシーチケットを配布するなどしており、一般社団法人「日本カーシェアリング協会」(宮城県石巻市)は被災地で希望者に貸し出す軽乗用車の寄付を呼びかけている。


 佐賀県は11日、県庁で「第2回佐賀豪雨災害復旧・復興推進本部会議」を開催。会議に参加したNPO法人「アジアパシフィックアライアンス・ジャパン」は、大町町を中心に配布した無料タクシーチケット(有効期限9月末)を230人以上が利用したと報告。同法人は「まだ通院などに利用する希望者がいる」として来年1月まで有効期限を延ばし、ワンメーター分の無料チケットを200枚、追加配布することを決めた。


 また、武雄市を中心に「災害サポート・レンタカー」の無償貸し出しを続けるカーシェアリング協会の吉沢武彦代表理事は10日、記者会見し、9日までに車両48台を65人に貸し出し、予約待ちが36人に上っていることを明らかにした。


 同協会は軽乗用車の寄付を呼びかけ、災害後、県内の個人や団体から5台の寄付を受けた。寄付車両の条件は、3カ月以上車検が残り、タイヤの状態など走行に支障がないこと。名義変更の費用は同協会が負担する。


 吉沢さんは「車が必要な全員に貸し出したい。活動に協力してほしい」と呼びかけた。貸出期間は11月末までの予定だが、個別の相談にも応じる。


 問い合わせはタクシーチケットについては大町観光タクシー(0952・82・2452)。車両寄付は同協会(0225・22・1453)。【関東晋慈】

毎日新聞

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