北海道の1か月予報 長い秋 遅れる初雪

2022年10月13日(木)15時57分 tenki.jp

北海道の向こう1か月の平均気温は、平年より高く、降水量と日照時間はほぼ平年並みの見込みです。数日の周期で寒さが強まったり、暖かさが戻ったりと寒暖を繰り返しますが、どちらかというとこの時期としては暖かめの日の方が多くなりそうです。これから紅葉が平地へと広がってくる北海道、紅葉狩り日和が多くなることも期待できます。

1週目(10月15日〜10月21日) 9月と11月 行ったりきたり

16日(日)までは、晴れ間や日ざしがあり、最低気温と最高気温はともに平年より高い所が多いでしょう。札幌では日中は20度以上まで上がり、9月下旬並みの陽気となる日が続く見込みです。朝晩は秋物のコートや上着を羽織り、日中はコートを脱いで活動するスタイルとなりそうです。しかし、17日(月)〜18日(火)は全道的に雨が降り、雨のあとは一気に気温が下がります。19日(木)は天気は回復するものの、最高気温でも10度前後の所が多く、広く11月上旬並みの寒さとなるでしょう。風邪など引かないよう注意が必要です。

2週目(10月22日〜10月28日)  初雪は遅れそう

北海道では北の地域から初雪を迎える季節となります。平年日は稚内や旭川で10月19日ですが、こちらの初雪は平年よりも少し遅れそうです。10月22日以降は、気温は各地とも平年より高い予想。天気は日本海側は平年と同様曇りや雨の日が多く、オホーツク海側は数日の周期で変わり、太平洋側は平年と同様で晴れる日が多い見込みです。引き続き、数日ごとの寒暖差はありますが、この時期としては過ごしやすい陽気の日が多いかもしれません。ただし、どんなに暖かい日が多くても、ひとたび強い寒気が流れ込むと、いつ雪になってもおかしくない時期となってくるので、タイヤ交換の準備は早めに進めましょう。

3〜4週目(10月29日〜11月11日) 気温は高めで、秋は長引きそう

日本海側では平年と同様に曇りや雨または雪の日が多くなるでしょう。札幌では青空が広がったり、急に雨が降ったり、虹が出たりとしぐれ模様の天気となる日が増えてきます。オホーツク海側は数日の周期で晴れたり、雨が降ったりするでしょう。太平洋側も天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか高い予想です。11月の中頃としては、日差しの暖かさを感じられる日が多くなるかもしれません。

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