八ッ場ダム、一気に「満水まで10m」…台風で54m上昇

10月13日(日)15時21分 読売新聞

満水に近づいた八ッ場ダム(13日午後0時半頃、群馬県長野原町で)

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 国が来春の運用開始を目指し、今月1日に貯水試験を始めた八ッ場やんばダム(群馬県長野原町)の水位が、台風19号による大雨で急上昇した。国土交通省関東地方整備局の速報によると、13日午前5時現在の水位は標高573・2メートルとなり、満水時の水位(標高583メートル)まで10メートルほどに迫った。台風によるダムの被害は確認されていない。

 八ッ場ダムでは、満水にした後に最低水位の536メートルまで下げていき、ダム本体や周辺の斜面の安全性を確かめる試験湛水たんすいが始まっている。国交省は、最高水位に達するまで「3〜4か月かかる」とみていたが、周辺では11日未明から13日朝までに累計347ミリの雨が降り、山間部から流れ込んだ水でダム湖の水位は約54メートルも上昇した。水没予定地に残された鉄橋も11日時点では見えていたが、完全に水の底に沈んだ。

 満水時の水位に近づいたことから、国交省は「今後は水位維持の操作に移る」としている。

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