雪化粧の富士山×吊るし雲
2018年10月15日(月)8時10分 ウェザーニュース
2018/10/15 08:03 ウェザーニュース
週明け15日(月)の朝、久々に雪化粧をまとった富士山では、吊るし雲の出ていたタイミングで雄大なコラボレーションが見られました。
吊るし雲って?
空気が湿っている場合、強い風が吹いて山頂付近にぶつかると、山を越えた風は波を打ちながら雲を作ります。これが吊るし雲(あるいはレンズ雲)です。
この雲は、空の同じところにずっとあるように見えますが、風が上昇するところでは雲ができ、風が下降するところでは雲が消えるという現象を絶え間なく繰り返しているため、そう見えるのです。
変わった形から「まるでUFO!?」と話題になることもあるため、写真を見たという人も少なくないかもしれません。
富士山では雪化粧の下地が完成か?
富士山周辺は今後もしばらくは最高気温でも1℃程度と気温の上がらない状態が続く予想です。
今回の雪化粧を落とすこと無く今冬を過ごし、来春を迎えることになるかもしれませんね。