「機長が元オセロ王者」、ANAの配慮だった 帰国把握で事前に手配

10月16日(火)15時10分 J-CASTニュース

団体戦では14年連続優勝(日本オセロ連盟の公式サイトより)

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弱冠11歳にしてオセロ世界王者に輝いた福地啓介さんに、思わぬサプライズだ。

2018年10月9日〜12日にチェコの首都・プラハで行われた第42回世界オセロ選手権が終了した後、帰国する日本選手団を乗せた飛行機の機長を務めていたのは、1982年の同大会で優勝した谷田邦彦さん(当時15歳)だった。



「大幅な更新でございます。大変な快挙でございます」



機内の様子は、今年の日本選手団のメンバーで、09年・10年・12年・15年・17年の世界チャンピオンである高梨悠介さんが、自身のツイッターに動画で投稿した。



谷田機長は離陸前のアナウンスに続いて、世界オセロ選手権がプラハで行われていたことを報告。「(同大会の)世界チャンピオンをこの飛行機にご利用いただいてます」と、福地さんの搭乗を明かした。



「今回のチャンピオン、最年少優勝記録11歳という快挙でございます。このお話をぜひお客様ともシェアしたく、少々お時間をいただきました。実を申しますと、以前の記録は私自身が、1982年に打ち立てた15歳という記録、今回大幅な更新でございます。大変な快挙でございます」


「また、女子世界チャンピオンにもご搭乗いただいております。なお、団体戦、日本は14年連続優勝で、オセロの世界で日本は大変有名でございます。併せてご紹介いたします」


動画では機内の様子は見えないが、周囲からは拍手の音が聞こえ、祝福のムードが伺える。



帰国情報は事前に把握



これは偶然だったのか、はたまたサプライズか...。J-CASTニュースは16日、全日本空輸(ANA)の広報担当者に取材した。



谷田機長は経由地であるデュッセルドルフ(ドイツ)から成田(東京)までの機長を務めた。ANA側は日本選手団の帰国情報は事前に把握しており、一般社団法人「日本オセロ連盟」にゆかりのある谷田機長を手配したという。ただ、手配の時点では、福地さんが優勝することはまだわかっていなかった。



広報担当者によれば、谷田機長は福地さんと親交があったという。今回のフライトの前後に接触があったかどうかは不明だといい、フライト中も「(機長は)コックピットにいますから...」と話した。谷田機長は事前に、ネット上で福地さんの対戦を見ていたという。



日本オセロ連盟の公式ツイッターは、帰国途中に、



「なんと、サプライズで機長は谷田キャプテンでした。乗る前に結構やりとりしていて、気にしてくれていると思っていたら...そして、谷田さんの機内アナウンスで、世界チャンピオンが紹介され、機内のお客様に拍手頂きましたー」


と投稿している。

J-CASTニュース

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