東海地方 秋晴れは乾燥とともに きょう17日は安定した晴天 気温差と乾燥に注意
2023年10月17日(火)8時30分 tenki.jp
きょう17日、名古屋は爽やかな秋晴れです。けさ8時までの最低気温14.0℃は、きのうの朝と同じくらいで平年並みでした。このあとは日差しが暖かく、日中の最高気温は25℃(10月上旬並み)の予想です。名古屋は5日振りの夏日予想で、朝晩と日中の気温差は10℃以上と大きくなるでしょう。朝は空気が冷たいですが、昼間は半袖で過ごせる陽気になりそうです。上着を脱いだり着たり、調整しやすい服装でお出かけください。また、今夜は放射冷却が強く、あすの朝は今朝より冷える見通しです。
秋は乾燥の季節
名古屋は、10月はここまで朝晩は肌寒く、昼間は過ごしやすい日が多くなっています。秋晴れの日は空気が乾燥し、湿度は30%前後まで下がる日もありました。特に13日(金)はよく晴れるなか、最高気温は24.7℃、最小湿度は24%を観測しました。湿度が30%前後まで下がると、空気はからからレベルとも言えます。きょう17日も、湿度は30%を下回る可能性があるでしょう。洗濯物は短い時間で乾きますが、空気の乾燥に注意が必要です。
今夜は放射冷却が強く、あすの朝は冷える
東海地方は、夕方以降も穏やかに晴れて、今夜は放射冷却が強まる見込みです。名古屋は、日中の最高気温は25℃予想です。そのあと18時から24時にかけては、21℃から15℃に下がるでしょう。あすの朝にはぐっと冷えて、朝の最低気温は12℃(10月下旬並み)の予想です。
山間部はさらに冷える(岐阜県高山)
山間部は、今夜はさらに冷えるでしょう。山間部を代表して岐阜県高山は、けさ8時までの最低気温10.7℃は、平年より2℃高く10月上旬並みでした。きょうの最高気温は20℃(10月中旬並み)の予想です。昼間は日差しが暖かいですが、日暮れからは気温の下がるペースがはやく、21時を過ぎる頃には10℃を下回る見込みです。夜間も冷え込み、あすの朝は5℃まで下がる予想です。けさより6℃も低く、11月上旬並みになるでしょう。夜間の底冷えにご注意ください。
秋晴れはあさって19日まで続く
向こう一週間は、晴れる日が多いでしょう。18日(水)は、移動性高気圧に覆われ、乾燥した秋晴れが続く見込みです。19日(木)も、高気圧圏内で大体晴れるでしょう。20日(金)は、湿った空気や気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所がある見込みです。目先、きょうからあさって19日にかけて、昼間は過ごしやすい日が続くでしょう。朝晩と日中の気温差や空気の乾燥にご注意ください。