週間天気予報 被災地にまとまった雨 土砂災害等に警戒
2019年10月17日(木)5時50分 ウェザーニュース
2019/10/17 05:49 ウェザーニュース
金曜から土曜にかけて広範囲で雨が降る予想です。台風19号の被災地でも雨が降り、堤防が損傷した場所や地盤の緩んでいる地域などで浸水や土砂災害に注意が必要です。また、寒暖差が大きいため体調管理に注意してください。
■この先1週間のポイント■
・週末にかけて広範囲でまとまった雨・台風被災地は新たな災害に注意
・衣替えの期間 朝晩冷え込む日も
週末にかけて広範囲でまとまった雨
降水の予想
週後半の18日(金)から19日(土)頃にかけて、本州付近に低気圧が接近して全国的に雨が降る予想です。
低気圧が発達して大気の状態が不安定となる可能性もあり、東海や関東甲信、東北などで雨が強まり、大雨となる可能性もあります。今後の情報に注意してください。
台風被災地は新たな災害に注意
宮城県仙台市の様子
台風19号の通過による記録的な大雨や暴風による被害を受けた地域でも、19日(土)頃に雨が強く降る可能性があります。
これまでに降った雨により地盤が緩んでいるおそれがあるため、少しの雨でも新たな土砂災害の発生などに注意が必要です。崖など傾斜の急な場所等には近づかないようにしてください。
また、堤防の破損したところから川の水があふれるなど、浸水被害が発生・拡大するおそれもあります。さらに、川の周辺では「浮きわら」を地面と勘違いして踏み込んでしまうと、予期せぬ転落などで川に流されるおそれもあります。川の様子が気になっても近づかないようにしてください。
衣替えの期間 朝晩冷え込む日も
昼間は10月後半にしては暑くなる日もある予想ですが、朝晩は秋らしく肌寒くなり、東京や大阪などの市街地でも朝は15℃を下回る日もありそうです。長袖の衣類や上着の準備もそろそろしておいたほうが良さそうです。
今年は涼しくなるのが遅いためまだ寒さに慣れていないかもしれませんが、寒暖差が大きくなるため体調を崩さないようお気をつけください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)