オリオン座流星群 観察のコツと天気は

2018年10月19日(金)16時34分 tenki.jp

今週末は、星に願いを!ハレー彗星に関連することで知られる「オリオン座流星群」が極大を迎え、肉眼で流れ星を見られるチャンスです。観察のコツと、天気をまとめました。

流れ星を見るなら いつ? どこ?

オリオン座流星群と言えば、母天体がハレー彗星であることが知られていて、この時期に活動する流星群です。中でも21日(日)頃は、オリオン座流星群が「極大」、つまり最も活発に活動する時期を迎えます。放射点が高くなる時間に、空の暗い所で観察すると、1時間に5個程度の流れ星が見られそうです。21日(日)23時頃の東京では、オリオン座は東の空に見られるはずです。

極大の頃 天気は?

21日(日)の夜の天気は、東北から九州は広い範囲で晴れるでしょう。雲に邪魔されずに、星空を眺められる所が多そうです。一方、北海道や沖縄は、星空観察にはいまひとつの天気でしょう。そんな中でも、雲の間から流れ星を見られれば、それこそラッキーですので、ぜひ、夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。
ただ、23時頃はグッと冷えてくる時間帯で、晴れる所は放射冷却が強まるため、一段とヒンヤリするでしょう。外で観察を予定している方は、短い時間でも、暖かい服装や毛布などをご用意下さい。

流れ星を見るのに必要なのは 運だけではありません

流れ星を見るには、天気だけでなく、何よりも場所選びが大切です。流れ星は空が暗ければ暗いほど良く見えるので、できるだけ街灯など人工の明かりの少ない所が良いでしょう。空全体を眺められるように、開けた所を選ぶのもポイントです。流れ星は、夜空のどこにでも現れるので、方角を気にすることなく、空全体をなるべく広く眺めて下さい。
また、最低でも15分くらいは、空を眺めることがオススメです。流れ星は肉眼で観察できますが、明るい室内から暗い屋外へでると、目が慣れるまで15分くらいかかります。ゆったりと夜空を眺めるためには、横たわるためのレジャーシートなどもあると良さそうです。

他の日でも アタックするチャンスはあります

オリオン座流星群の極大日は21日(日)ですが、極大日とされているあたりの4〜5日間くらいは、流れ星の数があまり変わりません。2006年の大出現では、活発な出現が3〜4日間も続きました。また、今年は21日(日)以前は、薄明前に月が沈みます。東京の月の入りは、20日(土)は1時8分です。極大日より前でも、月の光に邪魔されずに流れ星を観察できますので、ぜひ、空を眺めてみて下さい。

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