台風20号沖縄に接近か 火曜日は前線の活動活発に

2019年10月19日(土)15時53分 tenki.jp

台風20号は、20日(日)から21日(月)にかけて沖縄地方に接近する恐れ。22日(火)は、本州の南岸に延びる前線の活動が活発になり、東海や関東で大雨の恐れ。

台風20号 沖縄に接近する恐れ

沖縄の南にある台風20号は、20日(日)にかけて北西へ進み、その後、進路を北東へ変かえる見込みです。海面水温27度以上の所を通り、やや発達するでしょう。20日(日)から21日(月)にかけて沖縄地方に接近する恐れがあります。先島諸島では、すでに波が高くなっており、沖縄本島地方でも波が高くなるでしょう。先島諸島では19日夜遅くは、しける見込みです。21日(月)にかけて、しけや波の高い状態が続きますので、ご注意下さい。
北風も強まるでしょう。20日(日)にかけて予想される最大瞬間風速は、先島諸島25メートルと、風に向かって歩けなくなったり、転倒する人も出るくらいの風ほどの風です。強風にご注意下さい。

21日(月)暖湿気流入 22日(火)前線の活動が活発に

21日(月)は、本州付近に南から暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。九州から近畿には、発達した雨雲がかかる可能性があります。
台風20号は、22日(火)には温帯低気圧に変わる見込みです。台風から変わる低気圧は、本州の南に進むでしょう。本州の南に延びる前線に向かって、台風が持ち込む熱帯からの非常に暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる見込みです。22日(火)は、前線がかかる東海や関東を中心に発達した雨雲がかかり、大雨になる恐れがあります。
21日から22日にかけて、台風や台風から変わる低気圧の動向によっては、九州から関東で風が強まるでしょう。

マーシャル諸島付近に発達した雲

日本のはるか南には発達した雲の塊があり、対流活動が活発とみられます。マーシャル諸島付近には、熱帯低気圧が解析されており、西よりに進んでいます。台風は、海面水温が26.5度以上で発生するといわれており、この近海の水温は29度以上と、平年並みかやや高くなっています。

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