強い台風20号が沖縄接近中 前線活発化の22日(火)は関東甲信で強雨に
2019年10月20日（日）16時30分 ウェザーニュース
2019/10/20 16:26 ウェザーニュース
日本の南海上を台風20号、台風21号の2つの台風が北上しています。
そのうち強い勢力の台風20号は10月20日(日)15時現在、南大東島の南西海上にあり、今夜遅くから21日(月)早朝に南大東島にかなり近づく見込みです。南大東島や沖縄本島、奄美諸島は局地的な強い雨や風に注意が必要です。
台風は22日(火)にかけて北東に進み、西日本の南の海上で温帯低気圧に変わる見込みです。
▼台風20号 10月20日(日)15時
存在地域 南大東島の南西約240km
大きさ階級 ／／
強さ階級 強い
移動 北北東 20 km/h
中心気圧 975 hPa
最大風速 35 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 50 m/s
前線活動が活発 22日(火)は関東甲信など強い雨のおそれ
22日(火)の雨雲の予想
台風としての勢力は弱まっていく一方で、暖かく湿った空気を運びこむことで日本の南海上に停滞する前線の活動が活発になります。
前線が北上する22日(火)は、西日本、東日本の太平洋側で雨の降る所が多く、一時的に強まる雨に注意が必要です。
台風19号で大きな被害となった関東甲信地方で、また雨の強まるおそれがあります。少しの雨でも新たな土砂災害や洪水による浸水などに注意、警戒が必要です。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風20号の名前「ノグリー（Neoguri）」は、韓国が提案した名称で「たぬき」の意味です。
参考資料など
気象衛星可視画像：NICT-情報通信研究機構
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