「初冠雪」の便り続々と 仙ノ倉山・白砂山でも 関東では今シーズン初めて

2023年10月22日(日)11時4分 tenki.jp

きょう22日は、冬の便りが続々と届いています。前橋地方気象台から仙ノ倉山と白砂山の「初冠雪」の便りが届きました。関東の「初冠雪」は、今シーズン初めてです。

「初冠雪」 関東では今シーズン初めて

きょう22日は、冬の便りが届いています。週末にこの時期としては強い寒気が流れ込んだ影響で、北海道から関東甲信の山では雪が降り、続々と初冠雪となりました。前橋地方気象台から仙ノ倉山と白砂山の「初冠雪」の便りが届きました。関東の「初冠雪」は、今シーズン初めてです。
・22日に「初冠雪」が観測された山(10時まで)
【北海道】
雌阿寒岳 平年より5日遅く 昨年より14日遅い
鷲別岳 平年より9日早く 昨年より13日早い
【東北】
岩木山 平年より1日遅く 昨年より16日遅い
月山 平年より2日遅く 昨年より2日遅い
朝日岳 平年より3日早く 昨年より14日早い
瀧山 平年より12日早く 昨年より13日早い
雁戸山 平年より11日早く 昨年より13日早い
蔵王山 平年より6日早く 昨年より14日早い
【関東・甲信】
仙ノ倉山 平年より7日早く 昨年より23日早い
白砂山 平年より8日早く 昨年より3日早い
東方連山 平年より3日早く 昨年より3日早い

初冠雪とは

初冠雪とは、8月1日から翌年の7月31日までに山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで、白く見えることを言います。
初冠雪は初雪とは違い、麓の気象台から山の山頂付近が雪などで白く見えることが条件です。山に登って、雪が降っていることが分かっても、初冠雪とはなりません。
また、麓から見えることが条件で、山にいくら雪が積もっていても、雲に邪魔されて見えない場合も初冠雪にはなりません。遠くから見えるくらいの雪が積もり、その後、晴れて、麓から確認できたときに、初冠雪となります。
なお、富士山の初冠雪は、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件です。

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