南に熱帯低気圧 次の「台風」発生か

2017年10月23日(月)16時34分 tenki.jp

台風21号は温帯低気圧に変わりましたが、日本のはるか南には、別の台風のたまごである熱帯低気圧があります。

◆超大型の台風21号 温帯低気圧に

超大型の台風21号は今日(23日)午前3時頃、静岡県の御前崎市付近に上陸し、その後、関東を縦断、三陸沖を進み、各地に大きな爪痕を残しました。台風21号は午後3時に北海道の東の海上で、温帯低気圧に変わりました。
ただ、温帯低気圧に変わっても油断はできません。風の強い状態は続き、東北では今夜遅くにかけて、北海道では明日(24日)の明け方にかけて暴風に警戒して下さい。
また、台風が寒気を引きずり込んだため、北海道の内陸部を中心に平地でも雪が降っています。旭川では午後3時現在も3センチの積雪となっています。今夜いっぱい湿った雪が降り、平地でも降雪量が多くなる見込みです。シーズン初めの雪ですので、車は冬の装備で、いつも以上に慎重な運転を心掛けて下さい。また重たい湿った雪が電線に着雪し、停電が起こる可能性もあります。懐中電灯や暖をとるものを用意しておくと良いでしょう。

◆別の台風のたまご

明日(24日)以降は先週の天気とは傾向がガラリと変わり、ようやく全国的に秋晴れが続くようになりそうです。ただ、心配なのが台風のたまごです。カロリン諸島には台風のたまごである「熱帯低気圧」があり、今後もゆっくりと西よりに進むでしょう。この海域はまだ海水温が高く、今後、この熱帯低気圧は台風に発達する可能性があります。今後の進路ははっきりせず、日本への影響は分かりませんが、まだ台風シーズンは終わっていません。今後も台風の動向に注意が必要です。

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