北日本は今日も荒天続く 日本海側は広い範囲で雷雨やアラレに注意

2020年10月24日(土)10時0分 ウェザーニュース

2020/10/24 09:38 ウェザーニュース

今日24日(土)、発達した低気圧は日本海北部でほとんど停滞しています。低気圧の影響で北海道の各地で風が吹き荒れ、落ち葉の目立つ朝となりました。
日本海の沿岸部を中心に風の強い状況が続いていて、10時までの最大瞬間風速は、北海道えりも町・えりも岬で30.7m/s、羽幌町で24.5m/s、青森県八戸市で23.6m/sを観測しました。

午後にかけても低気圧はほとんど動かず、今と同じような所で瞬間的に20〜30m/sの強い風が吹く見込みです。飛来物や車の運転中の横風などに十分、注意をしてください。

日本海側は雨が降りやすく落雷やアラレに注意

上空に流れ込む寒気の影響で、北海道から山陰にかけての日本海側に雨雲がかかり、いわゆる”時雨”となっている所があります。時雨をもたらす雲は一つ一つが小さいため、一度雨雲が通過すると晴れ間が見え、再び雨が降り出すような目まぐるしい天気変化です。
特に夕方は上空5500m付近で−21℃以下の強い寒気が通過し、大気の状態が非常に不安定になります。雨雲が発達し、短時間に強い雨を降らせたり、場合によっては雷やアラレなどを伴う可能性がありますので、空の変化に注意が必要です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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