国際宇宙ステーション/きぼう 明朝、広範囲で観測チャンス
2018年10月27日(土)19時0分 ウェザーニュース
2018/10/27 19:02 ウェザーニュース
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、明日28日(日)早朝に国際宇宙ステーション/きぼうが日本付近を通過します。
北海道〜九州で観測チャンス
28日(日)の4時36分前後、遮る雲が無ければ北海道から九州の広いエリアで観測出来るチャンスがあります。
気になる天気は?
太平洋側は広く高気圧圏内となり観測には問題なさそうな気象条件。一方で北日本日本海側や北陸は、寒気や湿った空気で残念ながら雨が降ったり止んだりの空となりそうです。
見やすい場所は?
空が開けていて、周りに高い建物が少ないほうが見つけやすいです。
ただ、通常の天体観測とは異なり、空が真っ暗なところに行かなくても大丈夫です。条件がよければ-2等星ほどの明るさ(1等星の約15倍)になる国際宇宙ステーションは、街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば公園や家のベランダで気軽に見られます。
国際宇宙ステーション/きぼうって?
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。(中略)
特別な環境を利用して、宇宙での実験・研究や地球・天体の観測などを行うプロジェクトが国際宇宙ステーション(ISS)計画です。(出典:JAXA)