月末から月初は雨エリア拡大 沖縄は大雨に警戒を
2022年10月29日(土)18時0分 ウェザーニュース
2022/10/29 17:56 ウェザーニュース
週明けの31日(月)から11月1日(火)にかけて沖縄近海に前線が明瞭となり前線上に低気圧が発生して本州の南岸を通過します。
1日(火)は広範囲で雨が降り、雨の時間が長い沖縄では大雨となるおそれがあります。
台風22号が暖湿気を供給
31日(月)に沖縄近海に発生した前線に向かってルソン島東海上の台風22号が暖かく湿った空気を供給します。暖湿気の影響で雨雲が発達し、沖縄では一時的に50mm/h前後の激しい雨となるおそれがあります。雷や突風、低地での冠水にも注意が必要です。
暖湿気と異なる方向の風の衝突によって西日本太平洋側の一部にも雨雲が発生し、雨を降らせる可能性があります。
11月初日は広範囲で雨に
1日(火)になると前線上に低気圧が発生して東に移動。西日本は太平洋側を中心に広い範囲で雨が降り、雨のエリアはさらに東に拡大します。断続的に雨が続く沖縄でも引き続き大雨に警戒が必要です。北日本には大陸の低気圧から延びる前線が通過して天気が下り坂となります。
前線や低気圧の動向はまだ不確実性があるので、最新の予報を確認してください。