10月は雨多く台風襲来も 11月は?

10月31日(火)18時41分 tenki.jp

10月の降水量は名古屋、大阪、広島で過去最も多くなりました。下旬には珍しく2週連続で週末に台風が襲来。台風の後は一気に季節が進み、冬の便りが続々と届きました。11月の天候は?

秋晴れ続かず雨多かった

秋晴れは長く続かず、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多くなりました。東北から九州は日照時間が平年より少なく、東京の30日までの日照時間は93.6時間と、100時間に届かないのは2010年以来7年ぶりのことです。さらに下旬には2週連続で週末に台風が襲来(台風が2週連続で週末に本州付近に接近するのは、過去の統計をみると、ほとんどありません)。降水量は全国的に平年より多く、関東から九州では平年の3倍から5倍の降水量の所が多くなりました。30日までの降水量は大阪430ミリ、名古屋530ミリ、広島387.5ミリといずれも10月1位の記録に。東京は531.5ミリで3位、福岡は289.5ミリで2位と、10月としては記録的に多い降水量でした。

夏のち冬?

10月上旬は、晴れた日は気温が上がり、関東から西を中心に半袖の陽気となりました。真夏日となった所もあり、季節はずれの暑さに。沖縄は記録的な暑さが続き、那覇の7日の最高気温は33度で、10月として102年ぶりの高さとなりました。10月中旬頃からは一転、気温の上がり方が鈍く、関東から九州でも最高気温が20度に届かない日が増えました。冷たい雨が降り、師走並みの寒さになった日も。沖縄の記録的な暑さは下旬になると落ち着きました。

季節を進めた台風

二つの台風は日本列島に荒れた天気をもたらしましたが、一方で季節を一気に進めました。
◆超大型で非常に強い台風21号は、23日に静岡県御前崎市付近に上陸(超大型での上陸は、上陸時の強風域を観測しはじめた1991年以来初めて)。北から寒気を引きこんだため、北海道で広く雪が降りました。札幌は初雪を観測し、旭川など平地でも雪の積もった所がありました。また、富士山の初冠雪が観測され、翌日にかけて関東周辺など本州の山々も雪化粧しました。

◆台風22号は、28日に沖縄本島や奄美を暴風域に巻き込み北上。29日にかけては本州南岸を東進しました。30日に温帯低気圧に変わった後は北海道の東で急速に発達し、冬型の気圧配置に。全国的に北よりの風が強まり、東京地方と近畿地方で木枯らし1号が吹きました。翌朝は全国のアメダスの半数以上で今季一番の冷え込みとなりました。

11月の天候は?

北海道や東北、北陸は気圧の谷や寒気の影響を受けやすいでしょう。日差しが少なく、寒い日が多くなりそうです。関東から九州は移動性の高気圧に覆われやすく、比較的日差しに恵まれる日が多いでしょう。雨の日が長く続くことは少ない見込みです。沖縄は、天気は数日の周期で変わるでしょう。暖かい空気に覆われやすく、気温は平年より高い見込みです。

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