江東区vs大田区の領土紛争 「いっそ第24区に」の声

10月31日(火)18時58分 STANDBY


東京都の江東区と大田区が共に帰属を主張していた中央防波堤埋立地について、東京都は江東区に86.2%、大田区に13.8%を帰属させるとする調停案を提示したが、大田区がこれを不服とし、裁判を起こすことを表明。しかし巷の声は冷ややかだ。

中央防波堤埋立地は東京湾に浮かぶ人工島で、1970年代からごみ処分場として埋め立てられてきた場所。調停の対象となったのはおよそ500ヘクタールの土地で、両区とも100%の帰属を主張してきたが、都の自治紛争処理委員会は海岸線からの距離などをもとに、江東区に86.2%、大田区に13.8%という調停案を提示。しかし大田区は、

「現在の水際線による等距離線を基準に境界を確定させており、この手法では、これまで広く埋立地を編入してきた自治体が、今後も多くの面積を編入し続けることになり、極めて不合理」(大田区HPに掲載された大田区長のコメント)

と述べ、争う姿勢を示した。

都が解決を急ぐのは、中央防波堤埋立地が2020年の東京五輪・パラリンピックの一部の競技の会場になっているからだ。同地にはボート、カヌー、馬術の会場が設けられる予定で、五輪までの問題解決を目論んだが、大田区がこれを拒んだことにより、早期解決は不可能に。小池百合子知事も、大田区が調停案を受入れない姿勢を示したことに対し、「大変残念」とのコメントを出している。

江東区には、かつて埋立地への道路が江東区にしかなくゴミ収集車の通り道になってきたという過去が、大田区には、この地で海苔養殖を行ってきたという歴史的経緯があるが、Twitterを見ると、

“領土問題の江東区vs大田区は、大田区を応援したいな”
“大田区、裁判ガンガレ。縁も所縁もないけど。なんか江東区の編入当然的な棚ぼた待ち態度ムカつくわー”

と、大田区の行動を支持する声があるものの、

“江東区と大田区の醜い争い”
“大田区と江東区の埋立地の件で大田区のゴネが見てて呆れちゃうわ”

と、冷ややかな意見も多いよう。

“大田区と江東区が中央防波堤埋め立て地の領土争ってるくらいだから、2国間の領土問題が解決できるとは到底思えない”
“江東区と大田区で埋立地を取り合うんだから、そりゃ世界中で領土をめぐる争いをなくすのが大変なわけですよ”
“国内の一区ごときで数年揉めてるようじゃ尖閣問題を解決できるわけないね”

といったシニカルなコメントが多数寄せられているほか、

“江東区と大田区が争ってる人工島、いっそ第24区にしたらええのに”
“江東区と大田区で揉めてるならその場所をオリンピッ区にしたらどうかな?”
“今後の埋立地は東京都24個目の新区として造りましょう”

など、独自の解決策も登場。大田区の主張が通れば、今度は江東区が不満を表明するのは明らかなだけに、両区の泥沼バトルは、今後さらに注目を集めることになりそうだ。
(金子則男)

■関連リンク
・大田区ホームページ
https://www.city.ota.tokyo.jp/
・Yahoo!検索(リアルタイム) 「江東区 大田区」の検索結果
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search;_ylt=A2RinFDFwvdZhl4AwDFol_p7;_ylu=X3oDMTBiaGxjcmduBHZ0aWQDanBjMDAy?p=%E5%A4%A7%E7%94%B0%E5%8C%BA+%E6%B1%9F%E6%9D%B1%E5%8C%BA&ei=UTF-8

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