2022-23シーズン スキー場 冬の雪の見通し 降雪量は平年並みか多い予想に

2022年11月1日(火)15時49分 tenki.jp

今シーズンのスキー場の雪の見通しを解説します。この冬のスキー場の降雪量は、平年並みか平年より多い傾向になりそうです。

2022-23シーズン スキー場 冬の雪の見通し

2022年から2023年にかけてのスキー場の降雪量は、平年並みか平年より多い傾向でしょう。
この冬は、ラニーニャ現象の影響で日本列島に強い寒気が流れ込みやすく、東日本と西日本を中心に気温は平年より低いでしょう。冬型の気圧配置となる日が多く、大陸の高気圧が東日本と西日本に強く張り出す見込みです。北日本は低気圧の影響を受けやすく、低気圧の通過後は強い寒気が流れ込むでしょう。
日本海側の降雪量は、北日本はほぼ平年並み、東日本と西日本は平年並みか平年より多いと予想されます。多くのスキー場では、降雪量は平年並みか平年より多くなる見通しです。冬季に晴天の多いエリアのスキー場では、この冬も晴天が多く、雪の降る日は少ないですが、気温は平年より低く、積もった雪は解けにくいでしょう。

月ごとの特徴

10月は上旬と下旬に強い寒気が流れ込み、北日本から東日本の標高の高い山は、初冠雪が観測されました。11月も一時的に冬型の気圧配置になり、西日本の高い山では雪が降り、北日本から東日本では平地でも雪が降るような強い寒気が流れ込むことがある見込みです。
12月は、冬型の気圧配置になる日が多く、大陸の高気圧が東日本と西日本に強く張り出す見込みです。北日本は低気圧の影響を受けやすく、低気圧の通過後は強い寒気が流れ込むでしょう。スキー場では例年より早く雪が積もり始める所が多く、例年のオープンの時期には十分な積雪になることが期待できそうです。
2023年1月は、冬型の気圧配置になる日が多く、日本付近に強い寒気が流れ込む見込みです。気温が低く、日本海側のスキー場は新雪が多く積もるでしょう。大雪や吹雪になる日もあるので、ゲレンデコンディションに加え、アプローチの交通情報など、天候の影響をよく確認するとよさそうです。

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