池上さんが解説する「即位の礼」の賓客 海外王室「戴冠式」との違いはある?

11月6日(水)6時0分 文春オンライン

Q 海外の王室行事にも、各国から多くの賓客が集まるもの?


「即位礼正殿の儀」には、約180か国の元首や王族、高官らが参列したそうですが、海外の王室行事にもこれほど大勢の賓客が集まるものなのでしょうか。(60代・女性・主婦)


A 欧州での国王や女王の戴冠式には、日本の皇室から出席します。


 世界の王室でも国王の即位式には関係の深い国から大勢の賓客が集まります。欧州での国王や女王の戴冠式には、日本の皇室から出席します。2013年に行われたオランダの新国王の戴冠式には、当時の皇太子夫妻が出席しています。



「即位礼正殿の儀」


 現在のイギリスのエリザベス女王の戴冠式は1953年に行われました。父親のジョージ6世が亡くなられて即位した日から1年4か月後でした。即位した日と即位したことを世界にお披露目する日は別なのですね。


 この戴冠式には世界129か国・地域から賓客が招かれたそうです。


 当時は世界の国の数がいまよりずっと少なかったですから、いまならおそらく今回の日本と同じくらいの国から賓客が訪れたのではないでしょうか。




(池上 彰)

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