気をつけたい「電車ドア横」に関するトラブル

11月6日(月)7時0分 まいじつ


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満員の通勤電車で頻繁に起きるのが、“ドア横スペース”の争奪戦だ。電車の乗降ドアの横のスペースは、比較的動かずに立っていられる場所だが、その横に座る人にとっては迷惑この上ない場合が多々ある。


ドア横に立っている人、座席横の手すりに寄り掛かれば、遮るものがないため、それはそのままドア横に座っている人への迷惑行為になる。寄りかかればバーの内側へ体が張り出すため、立っている人の体が座っている人の顔の前に張り出したり、肩にバッグをかけていれば、そのバッグが座っている人を直撃したりすることもある。リュックを体の前で持たず背負ったままだと、寄りかからなくても張り出したり、ベルトや金具、かばんに付けているアクセサリーなどが座っている人の顔を直撃したりする。冬場はマフラーやポニーテールの先端もそういった対象になる。安易にバーに寄り掛かかってしまうと、この場所は乗客同士のトラブルを引き起こす確率が非常に高いゾーンなのだ。



トラブル解決のためには…


当然、鉄道会社もこの場所で起きうるトラブルを承知している。近年投入される新型車両では、ドア横のスペースと座席とのあいだに、バーではなくボードが設置されている車両もある。ドア横に立つ人と座っている人とをボードにより、完全に遮断してしまおうというアイデアからだが、このボードのサイズもデザインは中途半端であることも多い。


「鉄道会社や車両によって多少の違いはありますが、大体高さは普通のサイズの男性が着席した状態で、低いもので二の腕の真ん中あたり、高いものでも首くらいまでで顔は隠れません。奥行きは最も深いものでも座席の奥行きくらいで、大半は座席の奥行きよりも浅い。ボードの形も斜めに切ってあるものが大半で、東京メトロ日比谷線に投入されている13000系は角度はゆるく、多くは30〜45度前後の角度になっています」(鉄道ライター)


確かにボードの形態はさまざま。私鉄とJRとでも違いが見られる。


「JR中央線快速や京浜東北線などに投入されているE233系や東横線の5000系、東京メトロ銀座線に投入されている1000系は、ボードの先に設置されている手すりとボードとのあいだが最大25センチくらいあります。この設計だと、ボードの上部からボードに寄りかかった人の体や荷物、マフラーや髪が座っている人をくすぐってしまうこともあります」(同・ライター)


譲り合えと言ったところで何の解決にもならない。ドア横に網棚までの高さがあり、深く座席に座った人のひざが隠れる程度の幅のボードを設置するというわけにはいかないのだろうか。



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