日本海側では強雨や雷雨に注意 北海道は今夜から雪予報
2024年11月6日(水)10時20分 ウェザーニュース
2024/11/06 10:23 ウェザーニュース
今日11月6日(水)は上空に寒気を伴った気圧の谷が通過し、朝は山陰などで雨雲が発達しました。今夜にかけても日本海側の各地で雷を伴った強い雨に注意が必要です。
北海道では今夜から明日にかけて雨から雪に変わり、積もるところがある見込みです。
雷を伴った急な雨や突風などに注意
今日6日(水)の朝は日本海側の各地や東北で雨の降っているところが多くなっています。
通勤時間帯は山陰周辺で強い雨が降り、島根県出雲市の斐川では7時11分までの1時間に27.0mm、鳥取県大山町では7時42分までの1時間に25.0mmを観測しました。近くでは日差しの届いていたところもあったため、周辺では虹の出現したところもありました。
今夜にかけては上空の寒気が南下し、さらに大気の状態が不安定となります。東北太平洋側や関東の天気は回復に向かいますが、日本海側は断続的に雨が降る見込みです。明日にかけ、日本海側の各地では急な激しい雨や落雷、突風、霰(あられ)などに注意が必要です。
出かける時に雨が止んでいても、外出の際は雨具をご用意ください。
今夜以降、北海道は雪が積もるところも
北海道の上空1500m付近には、平地で雪になる目安とされる−6℃以下の寒気が流れ込んできました。今朝は内陸部を中心にみぞれや雪となっているところがあります。今日の日中はいったん寒気が後退するため平野部では雨になるところが多い見込みです。
ただ、今夜から明日にかけては再び寒気が南下し、北海道全域を覆う予想になっています。今朝までの寒気よりも強く、今夜からは北海道の平地でも雪が降り、強まるおそれがあります。旭川や稚内、網走などでも積雪の可能性があり、札幌市中心部でもうっすらと雪化粧するかもしれません。
山沿いではまとまった積雪となるおそれもあり、峠道の走行は路面状態の悪化に注意が必要です。気温も低くなるため、道内各地で路面凍結にも気をつけてください。タイヤ交換を済ませていない場合は危険を伴うので、チェーンなどを装着するようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)