中学校教諭が5年以上も無免許運転 教委「早急に処分します」

11月7日(木)8時25分 しらべぇ

運転免許センター(ookinate23/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

札幌市教育委員会は5日、市立西野中学校に勤務する50歳代の男性教諭が、5年以上にわたって車を無免許運転していたと発表した。しらべぇ取材班は、市教委などから話を聞いた。


■無免許運転で事故を起こしても…

市教委によると、教諭は2014年7月に酒気帯び運転で免許取り消し処分を下されたが、学校などには報告せず、以後も通勤などで車を運転。19年7月には、西区内で起きた接触事故で無免許が警察に発覚したが、同様に学校などへの報告はしなかった。

無免許に関する捜査については、現在も任意で続行中。10月24日に警察から「無免許の件を学校にも報告することになる」と言われ、教諭はあわてた形で同月28日に校長に報告した流れだ。


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■部活動でも車を運転

教諭は、通勤や私用のほか、顧問を務める部活動でも用具の運搬などで車を運転。部活動の遠征で、生徒を車に同乗させていたかどうかは、教委は現時点で確認できていない。札幌市は、教諭の免許の発効切れ・保険加入の有無の調査はしていない。

今回の案件が発生したことで、今後免許の確認方法等について検討する予定。教諭は現在、担任・授業・部活動から外れ、有給休暇で学校を休んでいる。

■資質を十分に見極める

市教委の教職員課は、取材に対して、

「重大事案であり、教諭から事実関係の詳細な聞き取りを行い、早急に処分を行います。全ての保護者に対して、この報告は行いました。研修は何度も行っていますが、繰り返し教諭には不祥事防止に関して指導します。


採用に関しても、本人の資質を十分に見極める試験を行っていきます」


と述べた。


■札幌市の教育長のコメント

また、札幌市の長谷川雅英教育長は、


「子供たちの規範意識を育むべき立場にあり、法令遵守が当然に求められる学校職員が、酒気帯び運転、無免許運転といった重大な違法行為を行ったことは、大変遺憾であり重く受け止めております。


生徒の皆様、保護者の方々、そして市民の皆様の教育行政に対する信頼を著しく損なったことに対しましては、心から深くお詫び申し上げます。本件につきましては、速やかに事実関係を把握のうえ、厳正に対処してまいります」



とコメントした。

警察庁によると、2017年の無免許運転取締り件数は、2万620件。無免許で事故を起こした場合、重い処罰が科せられる。また、無免許運転である事故の加害者が被ったケガの治療費や自動車の修理代は、自動車保険では補償されない一方、無免許運転の被害者のケガや損害は賠償は必須だ。


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(文/しらべぇ編集部・おのっち



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