南シナ海で台風21号発生 今後24時間以内に新たな台風発生も

2020年11月9日(月)4時33分 tenki.jp

11月9日午前3時、南シナ海で台風21号(アータウ)が発生しました。今後西よりに進み、11日(水)にはカンボジアで熱帯低気圧に変わる見込みです。またフィリピンの東にある熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に発達する見通しです。

台風21号発生

11月9日午前3時に、南シナ海で台風21号(アータウ)が発生しました。
午前3時現在、中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルで、時速30キロメートルの速さで西に進んでいます。台風21号はこの後、発達しながら南シナ海を西よりに進み、11日(水)にはカンボジアで熱帯低気圧に変わる見通しです。日本への直接の影響はないでしょう。
またフィリピンの東には熱帯低気圧があり、今後24時間以内に台風に発達する予想です。台風21号のあとを追うように、相次いで台風が発生しそうです。

台風のアジア名

アータウ(Etau)は、アメリカが用意した名前で、意味は「嵐雲」です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。

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