小ボートで2日間大海を漂流 救出された女性のサバイバル術がすごい

11月10日(日)18時25分 しらべぇ

ボート(alekseystemmer/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

エーゲ海に小さなボートで1人出ていた女性。彼女はその時、はるか沖合をまさか2日間も漂流することになるとは思わなかったという。


■一人で小さなボートに

トルコの港からギリシャのアテネにヨットを輸送する男性の仕事を手伝っていた、ニュージーランド出身のクシラ・スタインさん(47)。その日はエーゲ海に浮かぶギリシャ領フォレガンドロス島に停泊していた。

スタインさんは男性に「ちょっと探索してみたい」と告げると、ヨットに備え付けられた小さなボートに乗って一人で海へ。しかしある時、携帯電話のバッテリーが切れる寸前であることに気付いたという。


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■救助要請に遅れ

「今から戻る」と男性にメールを打ったところで、誤って片方のオールを落としてしまったスタインさん。漕ぐ術を失ったボートは強風にあおられ、向かうべき方角とは逆の方向へと進んでいった。

さらに男性も戻らないスタインさんの異変に気付くのが遅れ、救助要請を受けたギリシャ沿岸警備隊からはただちにヘリコプター、ボート、水中ドローンが出動したものの捜索は難航した。

■いつしか40キロも離れて

飲み水を持ってこなかったことから、しばらくは絶望していたボートのスタインさん。遺体となって発見されることを想定し、ボートの脇に「ここに連絡を」と母親の名前と電話番号を書き残していた。

しかしバックパックに袋入りのアメとビニール袋が何枚かあることに気付き、「よし頑張ろう。生き残るためならどんなことでも」と気持ちを奮い立たせたという。

そして37時間も漂流した今月3日、南のクレタ島方向に40キロメートルほど離れたところでスタインさんのボートは発見された。


■見事なサバイバル術

彼女は露出している手や体の冷えやすい部分をビニール袋で覆い、保温を徹底。目立つよう頭には赤い袋をかぶった。

日中は上空の飛行機に向かって鏡で太陽光を反射させ、1本だけ残ったオールにもビニール袋を縛り付け、飛行機やヘリコプターに向かって派手に振り回したという。

スタインさんはニュージーランドのメディアの取材を受けると、「すべて過去にちょっと学んだサバイバル術でした」と話している。人間あわやの時に自らの命を守るのは第一に知識。そして身の回りの物を最大限に役立たせる知恵と工夫なのだろう。


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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ



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