竜王戦第3局、豊島名人が3連勝…初の竜王位に王手

11月11日(月)17時30分 読売新聞

竜王戦第3局初日指しかけ図(初日最終図)

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 広瀬章人竜王(32)に豊島将之名人(29)が挑戦する将棋界の最高棋戦・第32期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第3局が9日から神戸市の神戸ポートピアホテルで行われ、10日午後7時35分、豊島名人が157手で勝った。豊島名人はシリーズ3連勝で初の竜王位に王手をかけた。

 対局は角換わりの戦型になり、中盤からは豊島名人の攻め、広瀬竜王の受けという両者の棋風が出た展開となった。終盤、馬取りを受けずに▲3四香と強攻した豊島名人に対し、巧みなしのぎをみせた広瀬竜王が△7六歩と反撃して優位に立ったが、△4五金と寄せを目指した手の後に見落としがあり、土壇場で豊島名人が逆転勝ちした。

 解説の小林裕士七段は、「広瀬竜王が勝利に近づいていましたが、まさかの結末。豊島名人にとってはかなり大きな白星だと思います」と総括した。第4局は21、22日に甲府市の常磐ホテルで行われる。

 豊島名人の話「2日目、▲3四香から竜を作った順がまずかった。(逆転した手順は)その場で発見した感じです。(竜王奪取に王手がかかったが)次局以降も一局一局頑張ります」

 広瀬竜王の話「△7六歩の感触は良かったが、着地に失敗してしまった。(今後は)一局でも多く指せるようにしたい」

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【2日目手順】▲豊島△広瀬

▲3五歩(封じ手)△同 歩

▲2四歩△同 銀▲7三歩成

△同 金▲4五桂△同 銀

▲4二歩△同 飛▲5四桂

△7二飛▲4五飛△4一香

▲4四銀△同 香▲同 飛

△4三歩▲4七飛△4四桂

▲3四香△5六桂▲4三飛成

△3三桂▲5三竜△5二歩

▲6二竜△同 飛▲同桂成

△7六歩▲同銀右△3六角

▲7一飛△2二玉▲7三飛成

△6九銀▲7九金打△7八銀成

▲同 金△6九角成▲5八銀

△7八馬▲同 玉△6八金

▲同 銀△同桂成▲同 玉

△8八飛▲7八歩△8九飛成

▲6九金△4五桂打▲3三香成

△同 金▲3四歩△同 金

▲2六桂△5七桂成▲同 銀

△4五金▲3四桂打△1二玉

▲1三歩△同 銀▲2一角

△同 玉▲2三竜△2二角

▲同桂成△同 銀▲5四角

△1一玉▲1四竜△1二歩

▲4五角△5六桂▲同 銀

△5九銀▲5七玉△2三金

▲同角成△4八角▲4六玉

△4二香▲4四歩△同 香

▲同 竜△2三銀▲2二金

 まで豊島名人の勝ち

持ち時間

各8時間△7・59分▲7・58分157手

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