誕生直後に捨てられた赤ちゃん 野良犬たちが貪り白骨だけに

11月11日(月)9時21分 しらべぇ

赤ちゃん(Liudmila_Fadzeyeva/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

貧すれば鈍するとはこのことか。暮しが貧しく結婚もしていなかった彼女に、生まれてくる赤ちゃんを産み育てる意欲や母性を求めることは難しかったようだ。


■現場には小さな骨が散乱

台湾南部の高雄市で今、ビニール袋にくるまれて捨てられた赤ちゃんの、むごたらしい最期の状況に人々の同情が集まっている。

雑木林と荒地を脇に立つマンションの住民から、小さなビニール袋のそばに白骨らしきものが落ちているとの通報を受け警察官が現場に急行したところ、そこには大量の血痕と小さな骨が散乱していた。


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■野良犬に食われて骨だけに

警察はその後の詳しい調査により、生まれたばかりの新生児が現場に捨てられ、付近に生息する野良犬たちに食いつくされたものと判断した。

検死当局は「飢えや寒さで先に死亡していたかもしれないし、袋のなかで窒息した、あるいは地面に落とされ致命傷を負ったかもしれない。もちろん生きたまま犬に後に食い殺された可能性もある。しかし骨だけではいずれとも判断できない」としている。

■父親とは出会い系アプリで

さらに警察は、赤ちゃんを捨てたのが19歳のXiao Meiという女であることを突き止めた。精神面で問題を抱えており、ソーシャルワーカーの監視やケアが必要な状況にあるにもかかわらず、事件発覚当時には賃貸アパートの自室から姿を消していた。

このほどついに身柄を拘束されたXiao。出会い系アプリで知り合った28歳の男との間に10月8日に赤ちゃんを出産し、その直後に雑木林の片隅に赤ちゃんを遺棄していたことを認めた。


■公的経済支援の申請を

供述のなかで、「常にお金に困っている私たちに赤ちゃんを育てるなんて無理だった」と話したXiao。犯行後は捕まることを恐れ、台湾中央部のインターネットカフェを1か月近く転々としていたという。

台湾の社会福祉当局は今、図らずも妊娠し、親になろうとしている10代の女性たちに対し、栄養・健康指導のカウンセリングを受けるよう、そして公的な経済支援が必要な場合は行政の窓口に相談するよう強く呼び掛けている。


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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ



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