青葉容疑者が供述、「一番多くの人働く第1スタジオ狙った」

11月11日(月)11時52分 読売新聞

 「京都アニメーション」第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、入院中の青葉真司容疑者(41)(殺人容疑などで逮捕状)が、京都府警の事情聴取に「多くの負傷者を出せそうと思い、一番多くの人が働く第1スタジオを狙った」などと話していることが、捜査関係者への取材でわかった。

 青葉容疑者は全身にやけどを負い、大阪府内の病院で治療を受けていたが、会話ができるまでに回復。捜査関係者によると、事情聴取は8日、病室で約1時間にわたり行われた。青葉容疑者は第1スタジオを狙った理由のほか、さいたま市の自宅を出て京都へ向かった際に事件を起こすつもりだったとも説明した。所持していたかばんに入っていた複数の包丁については「邪魔をする人がいたら襲うつもりだった」と説明。「どうせ死刑になる」とも述べた。

 府警によると、青葉容疑者は7月15日に自宅を出て新幹線で京都入りし、第1スタジオや本社(京都府宇治市)、本社近くの第2スタジオなど同社関連施設の周辺を巡っていた。同18日午前には、第1スタジオにガソリンをまいて放火。建物内には社員の約4割にあたる70人がおり、36人が死亡、33人が重軽傷を負った。

 青葉容疑者は放火後に近くの路上で身柄を確保された際、「俺の小説をパクりやがって。社長を呼べ」などと話していた。同社は「これまで制作された作品と同一、類似の点はないと確信している」としている。

 府警は、一方的に恨みを募らせた青葉容疑者が当初から強い殺意を抱き、下見をするなど周到に準備した上で犯行に及んだとみている。府警は容体の回復を待って逮捕する方針だが、青葉容疑者は自力では立てない状態で、逮捕には時間がかかる見通し。

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