【横綱・日馬富士暴行】「相当強い衝撃」救急医が指摘 頭蓋底骨折「後から気づくことも」

11月14日(火)23時55分 産経新聞

 日馬富士関にビール瓶で殴られたとされる貴ノ岩関。日本相撲協会が13日に公表した診断書には、「脳振盪、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」と記されていた。

 東京慈恵医大の武田聡教授(救急医学)は「脳振盪を起こしているということは一回は意識をなくしている。骨折もあり、強い衝撃が伝わったのだろう」と説明する。

 右中頭蓋底骨折は右耳の周辺を殴られて起きたと考えられる。協会の発表では「全治2週間程度」だったが、骨がくっつくには1カ月ほどかかり、けがをした直後なら全治1カ月程度の重傷と診断された可能性が高いという。

 一方、暴行があったのは10月26日に行われた鳥取巡業の前夜とされるが、貴ノ岩関はその後も巡業に参加しており、11月5日になってようやく一時入院した。この時間差について杏林大医学部の山口芳裕教授(救急医学)は「頭蓋底骨折は、よほどひどい場合を除けば後から気付くこともある」と指摘する。当初はけがの痛みなどで気がつかないが、2〜3週間たってから頭痛や嗅覚の違和感など脳神経に伴う症状が出て受診することもあるという。

産経新聞

この記事が気に入ったらいいね!しよう

暴行をもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ