田園都市線停電、12万人影響=トラブル続発、「点検見直す」—東急

11月15日(水)18時4分 時事通信

 15日午前5時35分ごろ、東京と神奈川を結ぶ東急田園都市線の池尻大橋—駒沢大学間で架線がショートして停電した。復旧に4時間半近くかかり、一部区間で上下155本を運休、12万人以上に影響した。田園都市線では近年、停電や発煙、信号故障による輸送障害が頻発しており、同社は同日、「点検のあり方を見直し、設備更新の頻度も短くする」とした。
 15日のトラブルは池尻大橋駅構内で発生。送電ケーブルの樹脂製カバーが破れ、ショートした。何らかの理由でカバーに傷が付いていた可能性があり、調べている。10月10日の目視点検では異常が見つからず、5年に1度の精密点検を来月に控えていた。
 復旧に時間がかかったのは発生場所の特定に3時間余りを要したため。池尻大橋駅で客が「火花を見た」と駅員に伝えたことが特定につながったが、この情報はすぐに共有されなかったという。
 東急によると、昨年4月以降に起きた輸送障害は今回を含め13件あり、うち10件が田園都市線に集中している。同社は「輸送力の増強工事に合わせて設備を更新した他路線と比べ、老朽化による事故が多発している」と説明。長期的な対策は今後検討するとしつつ、点検を増加・改善したり、設備の更新頻度を短くしたりする方針を示した。 

[時事通信社]

時事通信

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