<組織的詐欺容疑>架空投資、8人逮捕 被害計60億円か

11月15日(水)11時26分 毎日新聞


 化粧品や輸入ワインの販売事業への投資を装い、高齢者らから現金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は15日、健康食品販売会社「ロイヤルフーズ」(東京都品川区)の社長、原田一弥容疑者(63)と元妻で同社関連会社役員の小野寺朝子容疑者(68)=いずれも静岡県熱海市=ら計8人を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で逮捕した。同課は全国約1000人から約60億円を集めたとみている。


 逮捕容疑は2013年12月〜14年10月、返金能力がないのに「元本保証で利息も得られる」などと化粧品販売事業への投資を持ちかけ、東京都や神奈川県の55〜83歳の男女8人から計1億8350万円を詐取したとしている。原田、小野寺容疑者ら4人は容疑を認めている。


 同課によると、原田容疑者らは高齢者を会場に集め、化粧品などを販売。購入客に「銀行に預けておくより得」などと自社事業への投資を勧誘していた。


 しかし、12年7月には事実上の経営破綻状態に陥っており、集めた金を原田容疑者の生活費などに充てていたという。ほとんどの出資者には利息は支払われず、元本も返還されなかったという。


 関係者によると、ロイヤルフーズは、有名歌手のショーを開催するなどして、出資者を集めていた。


 同課は今年3月、出資法(預かり金の禁止)違反容疑で同社を家宅捜索。その後の捜査で当初から出資金を詐取する意図だった疑いが強まり、容疑を組織犯罪処罰法違反に切り替えた。【安藤いく子】

毎日新聞

この記事が気に入ったらいいね!しよう

逮捕をもっと詳しく

BIGLOBE
トップへ