牛乳アレルギー経口免疫療法で脳障害…研究の子

11月15日(水)9時27分 読売新聞

 神奈川県立こども医療センター(横浜市)は14日、食物アレルギーに対する経口けいこう免疫療法の臨床研究に参加していた子どもが今年、アレルギー症状とみられる体調不良を訴え、一時心肺停止になったと発表した。

 脳に障害が出て、低酸素脳症の治療を受けているという。

 同センターによると、牛乳アレルギーがあるこの子どもは、入院した上で牛乳を少しずつ飲む経口免疫療法を受け、治療開始から22日目に退院した。通院しながら自宅で牛乳を1日135ミリ・リットル飲み続けていたが、退院3か月後、いつも通りに牛乳を飲んだ後、呼吸できなくなって救急搬送された。2日前にぜんそくの発作を起こしていた。

 同センターは、この臨床研究に参加している患者約200人に対し、異変があればすぐに連絡するよう求める一方、日本小児アレルギー学会に経過を報告した。同学会によると、経口免疫療法に伴い、低酸素脳症のような重い症状が報告されたのは初めてという。

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