《告発スクープ》「志村どうぶつ園」白井家 ハエ大量発生に農作物被害……“近隣トラブル”で警察出動

11月16日(土)18時0分 文春オンライン

《不適切飼育を告発》「天才!志村どうぶつ園」の白井家 “飼い犬に殺処分危機”“ヤギに落書き” から続く


「あれじゃ志村けんも自分の名前を汚すだけですよ。自分の看板番組なんだからちゃんと事実を確認しないと。もうこの集落で番組を見ようという人はいません」


 そう憤るのは、「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)に出演中の「白井家」の近所に住むAさんだ。



2019年2月26日白井家Twitterより


 白井家は静岡・浜松で馬やヤギなど37匹の動物と暮らす6人家族。子供たちから“神”と呼ばれる母親の白井由紀子氏を中心に、家族で動物の飼育に悪戦苦闘する様子が放映され、人気を博している。特に長男・鴻明氏と次男・迅氏はイケメン兄弟としてSNSで話題となり、10月6日に放送された特番「2019秋 DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり 日テレ系人気番組No.1決定戦」では「天才!志村どうぶつ園」を代表して出演した。



 すでに「週刊文春デジタル」は「 《不適切飼育を告発》『天才!志村どうぶつ園』の白井家 “飼い犬に殺処分命令”“ヤギにスプレーで落書き” 」で白井家の不適切な飼育実態を報じたが、実は他にも問題を抱えている。前出のAさんが続ける。


白井家が抱える“近隣トラブル”が噴出


「“近隣トラブル”です。白井家にはたくさん動物がいるので、以前からトラブルはありました。しかし撮影が始まって急増したんです。近隣のみなさんも困惑していますよ」


 取材班は白井家の近隣に聞き込みを行った。すると白井家と撮影スタッフに頭を抱える住民の悲痛な訴えが噴出したのだ。


「昨年末頃、由紀子さんが『白井家がシリーズ化されちゃったの』と嬉しそうに話していて、とても嫌な予感がしました。今年に入って本格的な撮影が始まると、10台近い撮影関係者の車が狭い住宅街の道に連日のように路上駐車されるようになったんです。週末にはイケメン兄弟のファンも車で詰めかける。耐えかねて警察に通報したこともありました。



 昔は静かでよかったですよ。老後は穏やかに暮らしたいと田舎暮らしを選んだのに、今のままでは引っ越しも考えなくてはいけないところまで追い込まれています」(同前)


洗濯物も車のナンバーも全国ネットに


 撮影によって、平穏な生活を乱されているのはAさんだけではない。近隣住民のBさんは「番組を見て血の気が引いた」と語る。


「テレビ局からも白井さんからも何も連絡がない状態で突然撮影が始まって、放送を見てみると自宅の洗濯物も、車のナンバーも、みんな映っていた。テレビ局に『勝手に家を映されると困る』と連絡すると、『どこの家ですか?』と聞くので、『どこの家とかではなくて、白井家以外はみんなそう思っていますよ』と伝えました。そうしてやっとモザイクがかかったんです」



 強引な撮影は、町の大事な行事にも影響を与えているようだ。同じ町内会のCさんがため息をついた。


「今年、町内の秋祭りがあったんです。白井さんは準備をしたり、当日に甘酒を配ったりする役回りだった。それなのに準備もほとんどせず、祭り当日も連絡なしで欠席。みんな『どうしたんだろうね』と言っていたのですが、突然白井さんから責任者に『撮影しているから祭りの会場に馬を入れさせてくれ』と連絡があった。責任者は事前に聞いていないからと断ったそうです。本来なら、白井さんは準備する係ですよ。自分勝手にもほどがある」


昨年夏に起きた“ハエの大量発生”


 Dさんも悲惨な体験をしたことがあるという。昨年夏に起きた“ハエの大量発生”だ。現場となったのは、白井家の自宅から500メートルほど離れた、白井家が所有する農地。



「昨年の夏、茶髪の男性が2トントラックで動物の糞尿を荷台3杯分くらい運んで捨てていった。今までこの辺りでハエなんてほとんど出たことがなかったのに、その後にハエが大量発生したんだよ」


 ハエは周辺を飛び回り、民家のなかにも侵入してきたという。


「うちにもたくさん飛んできて、ハエ取り紙をぶら下げていたんだけど、夏だけで15本は使ったかな。当時、目の前にあったコンビニは天井や窓に張り付いたハエをハエ叩きで必死になって駆除していた。この農地は一昨年まで違う人が白井家から借りていて、その時は綺麗に使っていたんだけど、白井家に戻されてからは雑草が生い茂った荒地になってしまった。役所に言ったら指導してくれたようだけど、なんも変わらんかった」


脱走ヤギに食い荒らされる農作物


 白井家の自宅近くで農作物を育てているEさんも被害に遭っている。


「さつま芋や里芋、ニンニク、西瓜、ネギを畑で作っているのですが、白井家からヤギが逃げ出して、全部食べてしまうんです。10月17日にもヤギが私の畑でさつま芋を食べていて、警察に通報しました。それまではキャベツや白菜、大根、人参も作っていましたが、やっと芽が出たと思った頃にいつもヤギに食べられて全滅する」



 Eさんにとって、農作業は老後の楽しみになっていた。しかし丹精込めて育てた野菜は、次から次へと荒らされてしまう。


「ちょっと動物が食べてしまうとかね、それくらいならいいんですよ。でも知らない間にヤギが畑に糞や尿をしているのが困るんです。病原菌の元になるし、それが元で畑に病気が広がることだってありうる。野菜は口に入るものだから、怖いですよ」





 10月25日に更新された番組公式ツイッターには《明日よる7時の志村どうぶつ園は…動物37匹と暮らす白井さん一家のヤギ脱走&畑を食い荒らす被害が!》と投稿されていた。その放送回では白井家の畑が、ヤギに食い荒らされたという内容だった。



「ヤギは白井さんの畑を食い荒らしているだけじゃない。私たちの畑にもやってきている。私たちにとっては本当に深刻な問題なんですよ。それなのにテレビではヤギ被害を矮小化し、面白おかしく取り上げられていて……。悔しいやら呆れるやらで。数年前には、畑に馬のヒヅメと大量の糞尿が残っていたこともあって、白井家からは謝罪の手紙も受け取りました。白井さんだって笑い話じゃないってわかっているはずなんだけど、番組には伝えていないんですかね」(同前)


 当時Eさんが受け取ったという手紙には、白井由紀子氏の反省の弁が自筆で綴られている。


《前略、白井と申します。隣の白い家のものです。実は娘が留守の間に馬を放牧場に連れて行く途中、私が転倒してしまい、馬を逃がしてしまいました。自宅に戻って来たもの門が閉まっていて、貴様の大切な耕作されている畑を歩いてしまい、大変なご迷惑をおかけしまして大変申し訳ありませんでした。今後このような事がおこらぬよう最善の注意をはかり二度とご迷惑のかからぬようにいたします。作物の被害の方はどうですか? おわかりになりましたらお知らせいただけたら幸いです。本来でしたら直にお会いして謝罪しなければいけないのですが… どうぞお許しいただけないでしょうか? 本当に申し訳ありませんでした 白井由紀子》



「でもね、そのあともずっと被害は続いているんです。その挙句にテレビでも放送された。反省しているとは思えませんよ」(Eさん)


 秋祭りで迷惑を被ったCさんは「近所の人は皆、気に病んでいます」と訴える。



「テレビに出るのはいいけど、近隣には気を配ってほしい。こちらは平穏に暮らしたいだけなんです。白井さんと揉めたいとも思っていない。引っ越さない限り、一生付き合っていかなくてはならない人ですから。


 番組には公式ウェブサイトから『白井家の動物の管理が悪すぎる。放送内容も美化し過ぎだ』と何度も抗議のメールを送っているのですが、まったく改善されていません」


 白井家への直撃と、日テレ広報部への事実確認については、 「《不適切飼育を告発》「天才!志村どうぶつ園」の白井家 “飼い犬に殺処分危機”“ヤギに落書き”」 で詳報している。



「志村どうぶつ園」白井家の“チャリティー錬金術”「写真撮影1回15万円」「馬蹄鉄1個1万円」 へ続く



(「週刊文春デジタル」編集部/週刊文春デジタル)

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