7回目の逮捕・田代まさし 一番辛かったことは「家族との別れ」

11月18日(月)11時0分 文春オンライン

 元タレントの田代まさし容疑者(63)が11月6日、覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕された。これで薬物だけで5回。銃刀法違反なども含めれば7回目の逮捕となった。



田代まさし容疑者 ©共同通信社


 発覚のきっかけは、8月に宿泊した宮城県のホテルに残された注射器だった。


「通報を受けた警察が内偵を続けていた。田代は『自分の物ではない』と否定していますが、都内の自宅からも覚醒剤が見つかっています」(社会部記者)


 2014年、3年の収監から仮釈放されて後は、薬物依存リハビリ施設のスタッフになるまで回復していた田代。3年前の清原和博逮捕時にはNHK「ニュースウオッチ9」などにも出演、コメントしていた。


「『止めたい気持ちと相反する快楽欲求との戦い』という話には説得力があり、薬物の怖さを啓蒙する人物として立ち位置を築くかとも思われた。が、今年7月、障害者情報バラエティー『バリバラ』(Eテレ)に出演した際は、手が震えたり呂律が回らなかったり、司会者から『大丈夫ですか?』と聞かれる始末。その言動を訝しむ声は少なくなかった」(放送記者)


 田代は元々、高校の同級生、鈴木雅之らと組んだドゥーワップグループ、シャネルズ(後のラッツ&スター)の一員として世に出た。


「デビュー曲『ランナウェイ』(80年)が大ヒット。一方で志村けん(69)がコメディアンとしての才能を見出し、“バカ殿様”に起用してお茶の間の人気者に。ダジャレを連発する明るい芸風の一方で、取材で見せる素顔は、笑いに求道的なあまり、神経質で線が細い印象だった」(芸能デスク)



一番辛かったことは「家族が去ってしまったこと」


 転落の始まりは2000年、女性のスカートの中の盗撮だった。罰金刑と芸能活動休止を経て翌年、志村のサポートで復帰。志村はバラエティー番組に田代が出演した際にも付き添うなど“師匠愛”を示していた。だが同年、田代は覚醒剤の所持・使用で逮捕。


 薬物に手を出した心境を田代は後に振り返っている。


〈私の場合、プレッシャーでした。周囲のおかげで芸能界に復帰し、仕事がパンク寸前のときでしたから〉(週刊大衆17年12月25日号)


 また、一番辛かったこととして〈家族(妻と息子、娘)が去ってしまったこと〉とも語っている。


「田代は芸能界内外に交友が広く、薬物を入手しやすい環境にあったし、女性にもモテた。覚醒剤は“セックスとセット”と言われる薬物。仕事のプレッシャーもあったでしょうが、結局、快楽欲求に負けたということなのでしょう」(同前)


 RATS(ドブネズミ)から再び這い上がる道は、あまりに険しい。



(「週刊文春」編集部/週刊文春)

文春オンライン

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